ヤジ馬街道ある記
松田隆のブログ
「主水、東スポに逆襲す!」
「エッ、なんで! そりゃないでしょ!」。返ってきたのは、思いもよらぬ取材拒否。2月16日朝、突然の最期を迎えてしまった大スター、藤田まことさんの訃報に接し、記者の脳裏に真っ先に浮かんだ、京都での〝取材拒否事件〟…。
当時、本紙には1面を使ってのインタビュー企画があった。各部持ち回りで話題のタレント、選手、大物スターなどが紙面を飾り、テレビ欄担当の記者は「必殺」「はぐれ刑事」などで大活躍中の藤田さん登場を画策。たまたまテレビ朝日の広報部長と雑談していた時に「いい機会があるから」と、京都での取材に誘ってくれたのだ。部長氏はもちろん、番組プロデューサー、さらには藤田さんの所属事務所社長までOK。準備万端、あとは太秦撮影所で本人にインタビューするだけ。
だがなんと! 直前になって「東スポはNO!」。いったいどーゆーこと!? 唖然とする記者に階段に足をかけながら「6年前、東スポは〝若い女性とホテルへ〟なんぞのスキャンダル記事を載せたんだ。書いたのは別の記者だろうが、東スポは東スポだ」とその掲載日まで持ち出しての拒否通告。広報部長、プロヂデューサー氏が懸命に説得してくれたが、この時は遂に首を縦に振らなかった。
その夜、とあるスナックで女優の沢田亜矢子さんに「ガッカリしないでネ、藤田さんのことだから」と慰められたのだが、後で〝藤田さんのことだから〟の意味を知ることになる。事務所の社長を通じ「OK」の連絡が来たのだ。門前払いの一刀で溜飲を下げたか、後は何ごともなかったように快く…記者には忘れがたい主水の一太刀。合唱
当時、本紙には1面を使ってのインタビュー企画があった。各部持ち回りで話題のタレント、選手、大物スターなどが紙面を飾り、テレビ欄担当の記者は「必殺」「はぐれ刑事」などで大活躍中の藤田さん登場を画策。たまたまテレビ朝日の広報部長と雑談していた時に「いい機会があるから」と、京都での取材に誘ってくれたのだ。部長氏はもちろん、番組プロデューサー、さらには藤田さんの所属事務所社長までOK。準備万端、あとは太秦撮影所で本人にインタビューするだけ。
だがなんと! 直前になって「東スポはNO!」。いったいどーゆーこと!? 唖然とする記者に階段に足をかけながら「6年前、東スポは〝若い女性とホテルへ〟なんぞのスキャンダル記事を載せたんだ。書いたのは別の記者だろうが、東スポは東スポだ」とその掲載日まで持ち出しての拒否通告。広報部長、プロヂデューサー氏が懸命に説得してくれたが、この時は遂に首を縦に振らなかった。
その夜、とあるスナックで女優の沢田亜矢子さんに「ガッカリしないでネ、藤田さんのことだから」と慰められたのだが、後で〝藤田さんのことだから〟の意味を知ることになる。事務所の社長を通じ「OK」の連絡が来たのだ。門前払いの一刀で溜飲を下げたか、後は何ごともなかったように快く…記者には忘れがたい主水の一太刀。合唱
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