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昨日のブログで横浜に行ったことを書きましたが、翌日の日曜日は横浜産貿ホールで行われていた「人体の不思議展」に行ってきました。この催し、前日までは横浜で行われていることを知らなかったのですが、道路を走っていた宣伝カーによって偶然にも開催を知り、急遽行ってみることになったのです。もう既に各地で開催されていて有名な展示会だと思うのですが、今回やっと初めて行くことができました。 で、観ての感想ですが、とにかく展示会の名前どおり「不思議」の一言に尽きると思いました。展示されているのは実際の人体を『プラストミック技術』というものにより標本化したものなのですが、ホルマリン漬けなどとは違い、"死体"としての生々しさというものをほとんど感じさせません。 言い方はよくないですが、ただの物質、"モノ"という感じなんですね。でも、そう見えれば見えるほど、この物質が以前は生を持ち、今の自分達と同じように、生きて・動いて・感情を持っていたということが本当に不思議に思えてならないのです。いつか将来、人間のパーツを全て物理的に複製できる技術ができたとして、はたしてそれは人間と呼ぶことができ、その複製は感情を持つことができるのか。もし、持つことができるのであれば、魂・感情というものは「複雑なコンピュータプログラムやソフトウェア」=「脳」ということ?逆に感情が再現されなかったら、感情や気持ちというものの正体は?という感じで次から次へと疑問がわいてきます。 アニメ「攻殻機動隊(公式ページ1、公式ページ2)」では、人間の脳を残しているものとサイボーグとの違いを「ゴーストが宿っているか、宿っていないか」という表現をしていますが、言いえて妙だと思いました。 今後、長野での展示も予定にあるようなので実現した際には皆さんも是非いかが? ちょっと人生観が変わっちゃうかもしれませんよ。 余談: 展示会場にて若い数人のお兄ちゃんたちの会話。 兄ちゃんA:「これって、つくりもんだろ?」 兄ちゃんB:「あー、これは本物じゃないだろう」 あなた達はいったい何故ここにいるのデスか? そして、どうしてここに来ようと思ったのデスか? 。。。と問いたい(笑) |
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