ここから本文です
[PR]

「相談はすべて記録」徹底を=対応しない事案でも−警察庁

2月18日10時11分配信 時事通信

 警察庁は18日、警察に寄せられる相談のすべてを記録に残し、署長ら所属長への報告も徹底するよう全国に指示することを決めた。相談への対応に苦情が寄せられた事案で記録が作成されていないケースが散見されたためで、警察の対応が必要ない場合でも記録と報告を怠らず、所属長が把握して適切に指揮監督するよう徹底させる。
 1999年に埼玉県桶川市で女子大生がストーカー被害を受けた末に殺害された事件を受け、警察庁は翌年、相談担当者を置き誠実な対応をすることなどを指示した。しかし、不適切な相談対応はその後も一部で発覚し、同庁は改めて通達を発出。記録と報告の徹底に加え、相談担当の部署で情報を集約することなどを明記する。
 一方、宮城県石巻市で少年が元交際相手の少女の姉らを殺傷したとされる事件では、少年の暴力に関する相談が過去12回県警に寄せられていたことから、同庁は県警の対応を検証する。被害届を出すよう再三少女側を説得し、記録も残されていたが、3人が死傷した結果を重視した。 

【関連ニュース】
〔図解〕児童ポルノ撤廃件数と被害者数、サイド(1)
〔図解〕出会い系関連サイトによる被害児童数、サイド(2)
〔図解〕振り込め詐欺の被害額と検挙数
「相談はすべて記録」指示へ=事件への発展を防止

最終更新:2月18日15時3分

時事通信

 

主なニュースサイトで 国家公安委員会・警察庁 の記事を読む

注目の情報
自己流で大丈夫?(薄毛対策)

『髪に良いと言われているモノ、これまでいくつ試してきたことか。育毛シャンプー、養毛剤、頭皮マッサージ… でもまだ、大きな手ごたえが無くて…』 ⇒それなら、試してみない?
≪髪のプロが、無料アドバイス≫
PR
ブログパーツ

国内トピックス

注目の情報


nikkei BPnet for Yahoo!ニュース

nikkei BPnetnikkei BPnetの注目コラムをYahoo!ニュースの読者のために厳選しました。
最新のコラムを読む

PR

注目の商品・サービス

  • プロが使う「情報収集ツール」の活用法
PR