マレーシアニュース
【クアラルンプール】 大量の中国製品がマレーシア経由で欧州連合(EU)にマレーシア製品として輸出されているようだ。反ダンピング法の適用を逃れるためだが、欧州不正対策局(OLAF)が捜査に乗り出している。 不正輸出に利用されているのはクラン港自由貿易区(PKFZ)で、中国から輸入された工業製品が別のコンテナに積み替えられ、マレーシア企業の送り状を添付して再輸出されている。マレーシア製品であることを示す原産国証明書が添付されているケースもあるという。 シンガポール、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイの自由港など、扱い貨物量が多いほかの主要積み替え港もこうした詐欺的行為に利用されているという。 マレーシア製品としてEUに輸出されている主な中国製品は、ワイヤロープ、省エネ照明器具、自転車、靴、配管部品、ファスナー。
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