【普天間問題・その2】
――普天間問題の関連ですが。
「だから普天間は答えないって申し上げているじゃないですか。へへへ」
――選択肢についてではないです。
「あ、そうですか」
――いずれ5月末までに移設先を決めるはずだが、その際に社民党が反対しても押し切るつもりはあるか。
「はっはっ。そんな。当然、いま連立内閣ですから、当然社民党さん、国民新党さんにも、おー、理解をして納得していただけるような解決策を作り出していくと。そのために協議しているわけですから、当然、連立内閣としての歩みを続けると、そのように考えています」
――首相が案を出した段階で社民党は賛成している、ということでいいか。
「少なくとも最終的に、この連立政権を維持する形の結論を出すということですよ。その、最初から賛成するかどうかということよりも、最終的な段階のなかで協力していただけるという状況……」
【法令解釈】
――枝野大臣が今日の閣僚懇談会で、法令解釈について「内閣法制局の意見は大事だけれども判断するのは私である。最終的には閣議だ」と述べた。首相も憲法を含む法令解釈は基本的に枝野大臣に委ねるということでいいか。
「うん、それは最終的には閣議ですよ。ただ一番ある意味で安定して、あの、憲法はじめ法令に詳しい枝野大臣ですから、枝野大臣の判断というものに期待をするということです。当然、それは最終的にはそれぞれの大臣、そしてその中で閣議というものがあるわけですから、そこで決めることも必要になってくるかもしれませんが、いろいろと委員会などでの質問の中で法令解釈が求められるときに、枝野大臣にまずはね、期待をしたいと、そのように考えています」
(秘書官「よろしいですか。終わります」)
「ありがとうございました」