2010年バンクーバー冬季五輪、スピードスケートの競技会場オリンピックオーバルで練習する米国のシャニー・デービス。(2010年2月8日撮影)(c)AFP/DIMITAR DILKOFF
【2月9日 AFP】2010年バンクーバー冬季五輪スピードスケート米国代表のシャニー・デービス(Shani Davis)が、日本の幸運をもたらす物を持って大会に臨むという。
トリノ五輪の男子1000メートルで優勝し、冬季五輪の個人競技で黒人選手として初めて金メダルを獲得したデービスは8日、バンクーバー(Vancouver)郊外、リッチモンド(Richmond)のオリンピックオーバル(Olympic Oval)で「日本が大好きだ。お守りを持っているし、「ピカチュウ(Pikachu)」が大好きなんだ」と話している。同選手は、日本人女性と交際中であることも明かしている。
デービスは同日、日本の若手選手である高木美帆(Miho Takagi)にもアドバイスをしている。
デービスは「会場で若い選手と会えるのは良いことだ。彼女にとっては一生で一度のチャンスだ。気を取られないようにと彼女にアドバイスした。慣れていないと大体の場合は集中が乱れてしまう。僕が15歳のころは五輪をテレビで見ていたよ」と話している。
また、デービスは男子500メートルに出場する加藤条治(Joji Kato)のファンであることも明かした。
デービスは「僕らはよく話をしているよ。彼の強みは100メートルからの驚異的なスピードだ。コーナーで誰とも違う滑りを見せるし、軽いんだ。氷の状態も彼には向いていると思う」とコメントしている。(c)AFP
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