今頃になって気が付いてしまった。
トヨタ九州のHP(www.toyota-kyushu.com)ですら、リコールのお詫び文が掲載されている。
ここで「レクサスHS250h、SAI」を製造しているので、リコール開始となった時点で掲載したのだろう。
つまり、地元に配慮した対応なのかもしれない。
普通は、トヨタ自動車のグローバルサイトだけでいいはずだけれども。。。
なんだか複雑な気分だな。。。
以前、関東自動車工業が派遣会社の社員が秋葉原で通り魔事件を起こした時に、お詫び分を掲載した時の感触によく似た印象を受けてしまった。
2010年2月17日付けで、トヨタ自動車のグローバルサイトには、
■「誤作動による急加速」という懸念が報道を通じて広がってきております。
■「決して加速の方向に動くものではない」ということを、非常に厳しい電磁波、振動などの環境下において確認しております。
■外部の調査機関に、当社の電子スロットル制御に関する実証検査を行っていただいており、結果が出しだい、別途ご報告申し上げたい
■より一層安心してお乗りいただくために、「ブレーキ・オーバーライドシステム」を、今後世界で生産する全てのモデルに順次導入いたします。
■従来より搭載しているEDR、すなわち「イベント・データ・レコーダー」をより積極的に活用していきます。これは、私どもの情報収集能力をさらに強化すべく、車両内のデータ記録を分析することで、品質の向上に役立てるものです。
とあって、これを読んでいると、なんだかふと思い出してきた。
トランスミッションでMT車からAT車が出始めた時に、AT車が加速して、ブレーキを押下してもストップしないという現象が国内で報道された。
これはこれでどうなったのかは、僕は知らないのだけれど。。。
単に薄っすらとした記憶に残っているだけのこと。
今の車で、加速が止まらないって有り得るかな。。。とつい思ってしまう。
「非常に厳しい電磁波、振動などの環境下において確認している」とあるから、制御システムの外部的な因子であってもセーフティ側にシステムが稼働するってことになる。
米国の場合、地域によって日本人が想定していないような環境があるってことは承知しているけれど、ここまで本当に起きる事象なのだろうか?
トヨタ車だけで生じる事象なのだろうか?
世界のあらゆる自動車メーカにおいて、米国でそんな報告はないのだろうか?
ひょっとしたらだけれど、この「誤作動による急加速」がメディアに大々的に報道されてしまうと、何が起こるか?
きっとね、日本で起きたシンドラー社製のエレベータを避けるような動きに似ているのかもしれない。
EUでは大きなホテルは殆どシンドラー社製ばかりだよ。
これが逆バーションで起きているように思えてしまうだ。
まぁ、そんなことを言えば不安は付きものだけれど、「誤作動による急加速」って考えられないなって思っているけれども。。。
by ともりん
zuka1123さん、こんにちは。