「ハマス」幹部殺害事件 イスラエル情報機関「モサド」が関与の疑い浮上
1月、中東ドバイでイスラム原理主義組織「ハマス」の幹部が殺害された事件で、犯行グループが所持していたパスポートから、イスラエルの情報機関が関与している疑いが浮上し、外交問題に発展する可能性が出てきた。
この事件は1月20日、ドバイのホテルでハマスの幹部が死亡しているのが見つかったもので、この幹部はイスラエルからパレスチナ自治区ガザに武器を密輸した中心人物と指摘されていた。
警察当局は、犯行グループとして、イギリスなどのパスポートを持つ11人の防犯カメラの映像を公開したが、パスポートが偽造だった可能性が高いことなどから、イスラエルの情報機関「モサド」が関与している可能性が浮上し、イギリス政府は、駐英イスラエル大使に説明を求めている。
(02/19 06:10)