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2010年2月18日(木) 19:20 |
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JR津山線の落石事故で和解
2005年に岡山市北区のJR津山線でおきた落石事故をめぐって、JR西日本が復旧費用の負担を岡山市に求めていた裁判で、岡山市が1400万円を支払って和解する方針を示しました。
岡山市議会経済委員会で報告されたものです。 岡山市によりますと、去年12月24日に広島高裁岡山支部から、岡山市がJR西日本側に和解金1400万円を支払い、JR西日本はその他の請求を放棄すること、などとする和解案が出されたもので、岡山市が受け入れる方針を示しました。 この裁判は、岡山市北区玉柏のJR津山線で2005年におきた落石事故をめぐって、JR西日本が現場の復旧費用の一部の負担を、山を所有する岡山市に求めていたもので、岡山地裁は岡山市に2600万円あまりの支払いを命じていました。 岡山市は判決を不服として、おととし控訴していましたが「地権者に事故の責任があるという判断が回避されるなら、和解は適切」として和解案の受け入れを決めたものです。 岡山市は和解金の1400万円を今年度補正予算案に計上し、22日から始まる2月議会に提案することにしています。
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