 |
2010年2月18日(木) 19:20 |
|
 |
内海ダム再開発問題で住民説明会
香川県小豆島の内海ダム再開発事業で、香川県は地元住民への説明会を開きました。
賛成派と反対派それぞれの住民が参加した説明会で、県はダム本体の工事を来週から始める考えを明らかにしました。 内海ダム再開発事業は、香川県が渇水や洪水対策に必要だとしてダムを広げ、貯水量を7.5倍にする計画です。 しかし、地権者の一部は、景観を損ねることなどを理由に再開発の中止を求めています。 香川県が17日夜に開いた地元説明会には、反対派の地権者を含む住民およそ60人が出席しました。 この中で、香川県は来週からダム本体の工事に着手したい考えを明らかにしました。 住民からは「工事期間中の交通安全対策や環境対策」などについて質問がありましたが、大きな混乱はありませんでした。 香川県は、国の補助をえて内海ダム再開発を行う方針ですが、前原国土交通大臣はこれまで「新たな基準で事業を検証して欲しいと述べたうえで補助金については年度末に判断する」としています。 ダムの工事費の負担が、いまだ不透明なままダムの本体工事が始まろうとしています。
|
|