2010年02月19日(金)
飲酒運転「過去にも」6割 「今後しない」2割どまり 県警が違反者調査 低い意識浮き彫り
山梨県警は18日、飲酒運転違反者を対象に実施したアンケートをまとめた。摘発された以前にも飲酒運転の経験があると答えた回答者の割合が6割を超える一方、今後飲酒運転を絶対しないと答えた人は約2割にとどまるなど、違反者の中で飲酒運転防止に対する意識の低いことが浮き彫りになった。 アンケートは、昨年10月から11月にかけて飲酒運転で摘発され、行政処分を受けたドライバーを対象に無記名の選択式で実施。118人が回答した。 「摘発以前に飲酒運転をしたことがあるか」という問いに対しては、「初めて飲酒運転した」と答えたのが46人(39・0%)、「ときどきした」が61人(51・7%)、「飲酒の都度した」が11人(9・3%)だった。「今後飲酒運転するか」という問いでは「絶対しない」が24人(20・3%)、「しないと思う」が82人(69・5%)、「分からない」が8人(6・8%)となっている。県警交通企画課は「違反者には常習性に加え、改善意識の低さがうかがえる。効果的な交通安全教育を行い、飲酒運転の根絶を目指したい」としている。 また、飲酒運転について飲酒先の店主や一緒にいた仲間が知っていたかどうか尋ねた設問では、「店主が知っていた」と答えたのが16人(13・6%)、「仲間が知っていた」と答えたのは8人(6・8%)だった。ただし、無回答だったケースも目立つことから「潜在的に周囲が(飲酒運転を)知っていたケースは多いと考えられる」(同課)と、周囲の認識の甘さも指摘している。 一方、昨年1年間の飲酒運転の摘発件数は428件で前年より109件減少、飲酒運転に起因する交通事故件数は71件で4件減り、いずれも過去5年間で最少となった。
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