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自民切り札進次郎氏が街頭演説17連発

 21日投開票の長崎県知事選で、自民党が終盤戦の18日と19日に小泉進次郎衆院議員(28)を応援に投入、街頭演説17発などで勝負することが分かった。鳩山内閣が「政治とカネ」でつまずいた後、初の知事選で、勝てば民主優勢の政治の潮目が変わるといわれる局面。自民党は重要な任務をルーキー進次郎氏に託した。

 進次郎氏は18日午前から19日夕にかけて、長崎や諫早など県内の5市に入り、17カ所で街頭演説に立つ。党が支援する中村法道氏(59)の応援で、支持拡大の余地がある場所が多いという。進次郎氏は新人として連日、国会に詰めているが、泊まりがけでの地方応援は初めて。党関係者によると、執行部から直々に終盤戦の応援に入るよう“指令”が出たという。

 進次郎氏は告示前日の今月3日にも長崎市で応援演説を行い「言っていることとやっていることが違う」と、激しいトーンで鳩山内閣批判を繰り広げた。街頭での動員力を見込んだ陣営も、再度の応援を要請していた。これまでにも党所属議員が複数、応援に入っているが、屋内施設での演説がほとんど。自民党は、父の小泉純一郎元首相譲りの弁舌のルーキーに街頭演説を任せた格好だ。

 自民党が、注目度の高い進次郎氏を「切り札」に起用したのは理由がある。報道各社の知事選終盤情勢では、自公両党が支援する中村氏と、民主、社民、国民新各党が推薦する元農林水産省室長の橋本剛氏(40)の競り合いが伝えられる。知事選は事実上の与野党対決。参院選の前哨戦でもあり、自民党は長崎で勝てば、民主優勢の潮目を変えられるとの思いがあるからだ。

 「政治とカネ」で鳩山内閣に対する有権者の視線は厳しく、知事選の結果には今後の政局に影響するのは必至。参院選を見据え、すでに全国行脚を始めた進次郎氏が、今回勝利に導けるか。「党の顔」としての力量も試されることになる。

 [2010年2月18日7時35分 紙面から]


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