機械
川重、鉄道車両の詳細設計を中国合弁にシフト
川崎重工業は中国の鉄道車両メーカーとの合弁会社「青島四方川崎車両技術」(青島市)で鉄道車両の詳細設計業務を始めた。鉄道車両の受注増に伴い設計量が増えており、詳細設計を同社に委託することで負荷を分散する。重要な基本設計は国内に残す一方、詳細設計を中国にシフトして、車両製造のボトルネックである設計能力を強化、今後の需要増に備える。
青島四方川崎車両技術は鉄道車両のエンジニアリング会社で、技術供与先である南車四方機車車両股分有限公司(同市)や伊藤忠商事などと合弁で設立した。車両の開発・設計や調達サービス、入札業務支援を担う。
川重が青島四方川崎車両技術に委託する詳細設計は、基本設計図面を元に車両の細部をデザインする業務。すでに中国の技術者を川重の事業所で養成し「詳細設計を行える水準の技術者を数人確保した」(川重幹部)という。
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