【社会】店員が強盗を“監禁” 違法カジノ?隠ぺいか2010年2月15日 11時13分 名古屋市中区栄のインターネットカフェで1月25日朝、刃物を持って強盗に入った20代の男が従業員につかまり、救助を求めて中署に保護された後、強盗容疑で逮捕されていたことが分かった。 捜査関係者によると、男は約80万円を奪って逃げようとしたところを従業員につかまり、北海道の兄と名乗る男性が「弟が監禁され、金を要求されている」と110番して発覚した。捜査員が現場に駆けつけると、体にテープを巻かれた男が見つかった。 男は調べに対し、「店は違法なネットカジノで警察に届け出ないと思った」と供述。店の近くには交番があるが、従業員は数時間にわたって男を拘束し、被害を届け出ていなかった。従業員は「現行犯逮捕しただけ」と話しているという。 従業員が男を通じて金銭を得ようと画策した疑いもあることから、同署は店の経営実態とともに、逮捕監禁容疑に当たるかどうか調べている。男にはほかに数人の共犯者がおり、行方を追っている。 (中日新聞)
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