京セラは18日、会社更生法の適用を申請したウィルコムに対する債権153億5千万円(2009年末現在)が取り立て不能になる恐れがある、と発表した。引当額が確定した段階で、2010年3月期連結決算の業績予想を下方修正する可能性があるという。
債権は、ウィルコムに販売したPHS端末など通信機器の売掛金。
ウィルコムへの出資分の株式評価損は約200億円で、1月に発表した09年4〜12月期連結決算に既に計上している。