2010年2月18日 22時20分更新
18日午前、倉敷市のアパートの1室で老夫婦が死亡しているのが見つかり、警察では死亡した妻がほぼ寝たきりの状態だったことや2人に争った形跡がないことなどから、夫が無理心中をはかった可能性もあるとみて調べを進めることにしています。
18日午前10時すぎ、倉敷市児島上の町のアパートでこの部屋に住む77歳の夫と84歳の妻が死亡しているのを部屋を訪れたホームヘルパーが見つけました。
通報を受けて駆けつけた警察が調べたところ夫は台所のドアノブから電気コードを垂らして首をつった状態で死亡していたほか、妻は寝室の布団の中で首にマフラーが巻かれた状態で死亡していたということです。
2人が争った形跡や、部屋が荒らされた様子はなかったということです。
警察によりますと部屋にはこの夫婦が2人で暮らしていましたが、妻がほぼ寝たきりの状態だったため、週に2回、ヘルパーが介護に訪れるほかは夫が1人で介護をしていたということです。
警察では現場の状況などから、夫が無理心中を図った可能性もあるとみて調べを進めることにしています。