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国母も青野もメダルには遠かった…

男子ハーフパイプ決勝の1回目で転倒し、悔しがる国母和宏。顔に傷が…
男子ハーフパイプ決勝の1回目で転倒し、悔しがる国母和宏。顔に傷が…
Photo By 共同

 バンクーバー冬季五輪第6日(17日)、スノーボードの男子ハーフパイプ(HP)を行い、2007年世界選手権2位の国母和宏(東海大)は決勝に進んだが転倒するミスが響き、35・7点での8位入賞にとどまった。演技後には「いろいろあったけど…」。本来の実力は示せず、2度目の五輪挑戦が終了。転倒で切れた唇の上の傷が痛々しかった。また、昨年の世界選手権優勝の青野令(松山大)は32・9点で9位。ともに02年ソルトレークシティー五輪の中井孝治がマークした日本勢過去最高の5位を上回れなかった。

 ホワイト(米国)が48・4点で、トリノ五輪に続いて金メダルを獲得した。

 工藤洸平(シーズ)は予選各組4〜9位の選手による準決勝で8位に終わり、決勝に進めなかった。村上大輔(クルーズ)は予選落ちした。

 ▼国母和宏の話 (ダブルコークが)決まらなかったら、どうしようもない。滑りのスタイルは出せたので、悔いはない。いろいろあったけど、最後まで応援してくれた人には感謝している。スタイル、思いを最後まで曲げなかったのはいいことだと思っている。

 ▼青野令の話 満足はできない。2本目決めきれず悔しい。一からやり直し。期待を裏切ったと思うので、4年後にメダルを取れるよう狙っていきたい。

 ▼ショーン・ホワイトの話 素晴らしい気分。最高の舞台で人生最高の滑りができた。(2回目を終えて)手が震えた。もっと高いところを目指していきたい。

 ◆ショーン・ホワイト(米国=スノーボード男子ハーフパイプ)6歳でスノーボードを始め、13歳でプロに。初出場したトリノ五輪で金メダル。若者に人気の「Xゲーム」など、世界中の高額賞金大会を中心に活躍し、スノーボードのカリスマ的存在。W杯は通算4戦3勝。スケートボードでもトップ選手。1メートル75、70キロ。23歳。 (共同) 決勝結果

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