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米軍、抗議文を拒否　嘉手納基地 外来機飛来2010年2月18日  このエントリーを含むはてなブックマーク Yahoo!ブックマークに登録 twitterに投稿する

　【嘉手納】嘉手納町議会（田崎博美議長）は１７日、臨時会を開き、６日に嘉手納基地に飛来したＢ５２Ｈ戦略爆撃機など連日の外来機の飛来、訓練に反対する抗議決議・意見書を全会一致で可決した。米空軍嘉手納基地は１７日、同議会が同日可決したＢ５２Ｈ戦略爆撃機など外来機の飛来に反対する抗議決議・意見書の受け取りを「通常の外来機の飛来」との理由で拒否した。
　嘉手納町議会基地対策特別委員会の田仲康栄委員長によると嘉手納基地は１６日、町議会の抗議決議手交についての事前要請に対し「Ｂ５２は安全上の対応で飛来。Ｆ２２は１週間の飛来であり、前回のような長期滞在ではない。ＦＡ１８も通常の飛来で、申し入れを受けることはできない」と説明、受け取りを拒否した。
　同基地は１７日の議会後も拒否の姿勢を示したが、町議会の再三にわたる抗議で、１８日に同基地の普久原尚子渉外部長が基地ゲート前で受け取ることを決めた。
　嘉手納基地の対応に田仲委員長は「受け取り拒否は、基地の運用が住民無視で進められていることに対する（住民の）怒りを嘉手納基地が受け止めていない表れ。米軍は住民の要望を真摯（しんし）に受け止めるべきだ」と批判した。嘉手納町議会は今後も嘉手納基地のケネス・ウィルズバック司令官が直接、抗議決議・意見書を受け取るよう求めていく。


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