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2010年2月17日(水) 19:20 |
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倉敷市の小学校で実験中に児童やけど
今月初め、倉敷市の小学校で、理科の実験中に男子児童が顔などにやけどを負う事故が起きていたことがわかりました。
事故があったのは、倉敷市上東の倉敷市立庄小学校です。 今月5日の4年生の理科の授業で、ビーカーに入った水をアルコールランプで熱して蒸発させる実験を行なっていたところ、50代の男性教諭が火がついたままアルコールランプを持ち上げてビーカーに近づけようとした時に誤ってランプを倒し、こぼれたアルコールに引火して男子児童に燃え移りました。 教諭が体を抱えて消しとめましたが、男子児童は耳の後ろに水ぶくれができたほか、ほおに軽いやけどを負ったということです。 この小学校は、事故についてすぐには教育委員会に報告をせず、10日後の16日になって報告しました。 倉敷市教育委員会によりますと、授業中に起きた事故については、治療をともなう場合などで報告が必要としていますが、はっきりとした基準はなく、そのときの状況で各学校に判断を任せているということです。 今回は理科の実験中ということもあり、すぐに報告があってもよかったのではないかと話しています。
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