2010年 2月 17日 |
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高松・玉野市長 航路存続を国交相に要望
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玉野市と高松市を結ぶ宇高航路存続のため国に緊急要望です。高松市の大西市長と玉野市の黒田市長は国土交通省を訪れ、前原大臣に支援を求めました。要望では、「宇高航路が廃止されれば通勤や通学など生活利用者への影響は深刻で、災害時の緊急輸送ルートも失われる」などとして航路存続に向けて国に支援を求めています。これに対して、前原大臣は「フェリー会社2社から直接、話を聞いた上で必要な対策を検討したい」と答えました。宇高航路についてはフェリーを運航する四国フェリーと国道フェリーが今月12日、国に事業廃止届けを提出し、来月26日の最終便を最後に廃止することが決まっています。
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岡山市の新年度当初予算案は過去最大規模
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政令市移行2年目を迎える岡山市の新年度当初予算案がまとまりました。一般会計は前年を6%以上上回り、過去最大となっています。(高谷市長)「改革と創造発展予算と名付けたい」岡山市の新年度当初予算案は一般会計で約2414億円で、先月前倒しした予算を加えた実質ベースで前の年より6.1%、140億円増え、過去最大となりました。123億円を計上した子ども手当や前の年を13億円余り上回った生活保護費など、社会保障関係が大幅に増額したためとしています。市の独自の事業としては新たに創設された政令指定都市発展枠で小中学生の入院費無料化や岡山総合医療センターの整備費など97事業、114億円を計上しています。一方、歳入では長引く景気の低迷で市税が前の年より36億円減る見通しですが、臨時財政対策債と地方交付税の増額分で補えるとしています。この当初予算案は2月定例市議会に提案されます。
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クラレケミカル 無届けで施設操業
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活性炭を製造するクラレケミカルが備前市の工場で大気汚染防止法の基準を上回る有害なガスやすすを排出する施設を無許可で操業していたことがわかりました。無許可で施設を操業していたのは浄水処理や空気清浄機などに使われる活性炭を製造する備前市のクラレケミカルの鶴海工場です。工場によりますと製造工程で使われる乾燥機や炉など47の施設で大気汚染防止法や県の条例で義務付けられている県への届け出を行っていませんでした。このうち8の施設で法律の基準値を上回る有害なガスやすすが排出されていたということです。これまで健康被害は報告されていないということです。去年6月、県の立ち入り調査を受け、工場が調べた結果明らかになったものです。工場では法令の理解不足と社内のチェック体制に不備があったとして再発防止のため、コンプライアンス体制を強化していくとしています。
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国文祭オープニングフェスタ制作発表
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今年10月から岡山県で国民文化祭が開催されます。そのオープニングを飾るフェスティバルの制作発表が17日、岡山市で行われました。制作発表には、オープニングフェスティバルで上演するステージ、「愛の雫」に出演する、倉敷市出身の女優、叶千佳さんと岡山市出身の俳優、小山田真さんらが出席しました。「愛の雫」は県内15団体約600人が参加する、歌や踊り、演劇を織り交ぜたステージです。現代の環境問題や経済情勢などを乗り越え、岡山が発展していく様子を表現します。オープニングフェスティバルは今年10月30日で出演者は、4月から練習を始めるということです。
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