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健康な乳房に乳がんの放射線治療 女性提訴
横浜市の病院が乳がんの放射線治療で乳房の左右を間違えたため、健康な乳房に大量の放射線を浴びたとして、患者の女性が慰謝料の支払いを求める訴えを横浜地裁に起こした。
訴えなどによると、08年8月、40歳代の女性が横浜市の横浜南共済病院で左の乳房の乳がんについて放射線治療を受けたところ、医師が乳房の左右を誤ってカルテに記入し、健康な右の乳房に3週間で年間許容量の320倍以上の放射線を浴びた。病院は、女性に「体に影響が出る確率は極めて低い」と説明したという。
女性は17日に会見し、「事故による私への影響にはどのような危険性があるのか。治療に専念できる状況を取り戻すには、多くのことを知る必要がある」と話した。
病院は、日本テレビの取材に「訴状を見ていないのでコメントできない」としている。
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