どうしんウェブ 北海道新聞

  • PR

  • PR

道内

部品点検怠り飛行 A−netの3機 最大1年間 3往復欠航 (02/18 08:15)

 全日空は17日、子会社のエアーニッポンネットワーク(A−net)が運航している、プロペラ機ボンバルディアDHC8−Q300型(56人乗り)3機が、部品の点検・交換期限を最大1年間超過したまま飛行していた、と発表した。A−netは同日午後、丘珠−函館2往復、丘珠−釧路1往復を欠航。搭乗予定の約260人を、北海道エアシステム(HAC)便に振り替えるなどした。

 全日空などによると、交換を怠った部品は、プロペラの角度を制御する部品とオイル配管。点検・交換が必要な所定飛行時間(1万500時間)を1200〜1900時間超過していることが17日、A−netの調査で判明した。

 二つの部品は2001年の機材購入後、一度も交換していなかった。同社は「点検時期をコンピューターに入力していなかった」とミスを認めた上で、部品に不具合が起きた場合は「プロペラが最適な角度にならず、飛行機がぶれる(横揺れが起きる)可能性があった」としている。

 この影響で18、19の両日も、羽田−三宅島線(1往復)が欠航する。

道内記事一覧

18日

17日

16日

北海道新聞・道新スポーツ購読のお申し込み
企画/特集

もっと知りたい

特選!北海道ネット通販

【Fショット】選手写真を販売中です ファイターズ選手の写真販売サイト「Fショット」では、プロカメラマン撮影の貴重な写真を販売しています。

このページの先頭へ