《写真はありません》
自分の名前を明らかにしないで、陰で特定の人の悪口を言いふらしたりブログに書いて公表したりすれば、それは人間としてたいへん卑怯な行為だと思うのだが、久喜の議員でそれをやっている人がいることに驚きを禁じ得ない。
「四季の風」というブログの存在をつい最近知ったのだが、書いているのは「れいちゃん」とあるだけで、プロフィルを見ても名前・性別・年齢は非公開とある。
おもに自分の自慢話や議会の出来事がよく書かれているのだが、たびたび「猪股議員が…」と名指しで、また他の議員に対しても悪口を書きこんでいることを知人から教えられた。
「れいちゃん」議員さんがだれなのか推測はつくが、わざわざ匿名にして名前は非公開と記しているのは、書いたことについて責任を負わない、たとえ何か言われても『自分は知らない』と言い逃れるためだろう。
議員が自分のホームページやブログで情報発信するなら、責任の所在を明らかにするのは最低限の責任だと思うのだが、「れいちゃん」議員さんはそうは考えないで、匿名なら何を書いてもいいと思っているらしい。
子どもたちがもしも同級生に対する悪口を陰で言いふらしたり匿名のブログに書き込んだりすれば、それはもうイジメになる。
普通、大人は子どもに向かって『人の陰口を言ってはいけない』と教えると思うのだが、それを現職の議員がやっていることに驚く。
「れいちゃん」議員さんは、子どもたちの間でネットの匿名性を利用して掲示板やブログでの陰口、悪口、イジメが横行していることをどう考えるのだろう。
先週には久喜市議会のM議員が引退するなんて記事も書き込まれているのだが、本人の了解を取ったのか、他人事ながら心配になってしまう。