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五輪招致の10分5億円映像「高い理由ただす」 都知事

2009年12月12日7時52分

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 2016年五輪開催地を決めた10月の国際オリンピック委員会総会で、東京開催をPRするため流された映像(約10分間)の制作費が約5億円だったことについて、石原慎太郎・東京都知事は11日の定例記者会見で、「どうして高くなったか、(制作を委託した広告会社の)電通にしかとただす。そうしないと私も納得できない」と述べた。

 石原知事は「私は再三、注文して(映像を)直した。直した分だけお金がかかったというのは通らない理屈だ」と主張。「(費用の理由を)これからいちいち検証していく」と述べた。

 都などでつくる東京五輪招致委員会(会長=石原知事)は、制作費を5億円と見積もり、7月に随意契約先に電通を選んで制作を依頼。招致関係者によると、電通は約5億円を請求しているが、最終的な支払額は協議中という。費用は招致活動費150億円(都税100億円、民間資金50億円)から払われる。

 石原知事の発言について、電通広報部は「個別の顧客についてのコメントは差し控えたい」としている。

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