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土曜の夜、牛と吼える。青瓢箪。 このページをアンテナに追加 RSSフィード

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2010-02-16

永住外国人地方参政権問題で長尾一紘先生続報

うみねこさんからコメントをいただき知りました。

長尾先生ネタで続報があったので貼っておきます。

外国人選挙権導入は憲法違反する

http://www.yomiuri.co.jp/adv/chuo/opinion/20100215.htm

■国政と地方政治の区別

 外国人地方選挙権の問題につきましては、学説はこれを認めてもよいとする見解(許容説)と、これを導入すれば憲法違反するとする見解(禁止説)があります。私はこの度この問題について論文を書いて、これまでとってきた許容説が誤りであることを認め、禁止説が正しいということを明らかにしようとしました。なぜ学説を変える必要があったのか。この点について述べることにしたいと思います。学説変更が個人的な心境の変化などではなく、日本の位置する国際環境の変化、そして日本人国家意識の欠如の認識にもとづくものであるからです。

 もともと、国政選挙は許されないが、地方選挙ならば許されるとの見解(許容説)は、国政と地方との切り離しが可能であることを前提としています。ところが、この数年の間にこの切り離しができないことが常態になっています。

在日の二重の選挙権

 まず日韓問題をみることにしましょう。昨年2月に韓国では選挙法が改正され、在日の方々は、日本にいながらにして大統領選挙、そして国会議員比例選挙投票権をもつようになりました。そして韓国内で居住申告をすれば、国会議員選挙区選挙投票権のみならず、地方選挙選挙権被選挙権をももちうることになりました。しかも、居住申告は、日本における住民登録をそのままにして行うことができます。永住資格を失うことなく居住申告ができるのです。現在居住申告者の数は6万人を超えるといわれております。このようなことは、在日の方々が韓国国民である以上喜ぶべきことであると思います。しかし、日本選挙についても選挙権をもつということになると、話はまったく別になります。在日の方々は、二重の選挙権をもち、日本の一般国民よりも、より高い有利な地位に立つことになります。これよりも重要なことは、忠誠の問題です。

対馬韓国領?

 韓国人は、憲法上、国家に対する忠誠が要求されております。国防の義務が国民に課されており、徴兵制度がとられております。日本韓国国益が対立する場合、韓国人はこの忠誠義務にしたがって行動することになります。日韓の国益が対立する事態において、在日日本選挙権を行使する場合、韓国国益のために投票するのでしょうか。それとも祖国を裏切るという道を選ぶのでしょうか。このような事態は、いま現実の問題になっています。数年前から、韓国において対馬韓国固有の領土だ、日本はこれを不法占拠している、とする声が高まっています。昨年来、50名の国会議員が「対馬返還要求決議案」を提案しようとしております。この案は、現在外務関係の小委員会に付託されているそうです。馬山市議会では、数年前に「対馬の日」をもうけております。対馬問題についての世論調査では、約半数が韓国領土とみているといわれています。対馬には連日多数の韓国人来島し、不動産を多数購入しております。

■過ぎたるは及ばざるがごとし

 韓国政府は、選挙対策上も、日本に対して強い態度をとらざるをえないのが実情です。いずれ、対馬問題が日韓の重要な外交問題に浮上するものと思われます。北方領土竹島尖閣諸島などの問題で、日本領土であることはまったく明白な事実であるにもかかわらず、常に後退を繰り返してきた歴代政府の失政のつけが回ってきました。ついでにいえば、対馬のつぎは、沖縄ではないかとの声も聴かれます。日韓問題に話を戻せば、対馬市有権者は、約3万人です。市議会議員最下位は685票です。外国人選挙権が導入されれば、対馬韓国領土だとする議員が数名は当選することになるでしょう。

 国際平和は、隙を作ることによって破綻します。友人を同居させ、家族会議にも同席させて発言権を認めるようなことをすれば、必ず友情は破綻します。相手方に無条件の譲歩を重ねることが友情の絆になるわけではありません。外国人選挙権は、自分のファミリー家族会議に友人の参加権、決定権を認めることに等しいということに留意する必要があります。

EUは参考にならない

 EU諸国の例はまったく参考になりません。ドイツの例をみることにしましょう。EUにおいて、構成国相互の地方選挙権保障が決定されたとき、ドイツ政府は大変困りました。外国人選挙権導入は、民主主義国民主権に反することから憲法違反するというのが通説の立場であり、また連邦憲法裁判所の立場でもあるからです。民主主義は、国民の自己統治を要求します。国民主権は、国政の決定権は国民のみに属することを要求します。ドイツは、やむを得ずして憲法改正をしました。憲法改正後の現在でも、EU市民以外の外国人選挙権を与えることは、憲法違反するとされています。ちなみに、フランスも、憲法改正を必要としました。日本におきましても、憲法が改正されない以上、外国人地方選挙権を与えることは違憲であるとみるべきです(国政選挙権については、憲法改正そのものが不可とされております)。

外国人選挙権の問題は安保問題である

 外国人選挙権問題は、在日問題から、日中問題に重心を移しつつあります。中国人永住者は、現在、約14万人おります。1年間に約1万人づつ増加しております。在日韓国人との間で数が逆転するのは、単純計算でも17年後です。実際にはずっと近い将来に逆転するものと思われます。外国人選挙権が導入されると、対馬と同様の問題、さらにいえば比較にならないほどの深刻な問題が日中間に生じうることになります。日本最南端の与那国島でおこなわれた町長選挙では、自衛隊誘致が主な争点でしたが、当落の票差はわずか103票でした。沖ノ鳥島について、中国は岩礁にすぎず日本の領土とは認められないとしております。この島は小笠原村に属しますが、この前に行われた村長選挙では、得票は713票でした。外国人選挙権が与えられた場合、このような地方に外国人が移住し、選挙を左右する事態が生じうることは容易に予測することができます。日中の間において友好関係を維持するためには、最低限度の距離をとる必要があります。過剰の優遇は、多くの場合友情を破壊するという結果をもたらします。家族会議メンバーに友人を加えるような愚は、さけなければなりません。いたずらに対立と緊張を高めるだけのことです。外国人選挙権法案は、日本の安全を危機にさらすだけでなく、国際平和を害することになります。

■地方が国政を決定する

 いまや地方選挙の結果がそのまま国政を左右する事態になっています。沖縄名護市選挙では基地反対派の市長が当選しましたが、鳩山総理は、この住民の意思を尊重する旨の発言をしております。日本安全保障の問題は、国政の根本問題です。国政の根本問題が自治体選挙の結果如何によって左右されるという事態は、原則的にあってはならないことです。1000名程度の住民が日本の国政の基本問題を決定するという事態は、議院内閣制本来の趣旨からも問題です。このような事態は、国家意識の欠如、防衛意識の欠如という特殊日本的な現象からきております。このような日本固有の特性は、近時ますます顕著になっているようです。他の国において明確に区別されうる国政固有の問題(軍事、外交、領土などの問題)と地方自治体レベルの問題が日本においてだけ区別されえない事態になっております。このような事情が続くかぎり、地方選挙への外国人参加は、結果的に国政そのものに外国人ないし外国が重要な影響を及ぼすものとして、国家主権、国民主権、そして民主政治の原理に反するものとされなければなりません。

外国人に対する公約

 ちなみに、外国人の背後に外国政府の意志が働いていることは決して珍しいことではありません。民団は、在日韓国人組織ですが、その運営費の6割から7割が韓国政府補助金によるものであることは周知のとおりです。したがって、民団選挙権要求は、韓国政府の要求でもあります。民主党民団に対する選挙権実現の公約は、外国政府への公約ということになります。いうまでもなく、公約は、通常の国では国民に対してのみおこなうものです。日本における国家意識の欠如は異常の事態に達しているといわねばなりません。民団がこれに対応して昨年の選挙において、組織をあげて民主党選挙運動に取り組んでおります。ちなみに、韓国では、外国人選挙運動に参加すれば懲役3年以下の犯罪として罰せられます。

 外国人選挙権については、数え切れないほどの問題点がありますが、スペースの都合もあり、在日問題、日中問題のみに絞りました。これだけでもいかに危険な法案かということがおわかりかと思います。

対馬の次は沖縄」だのと中大はいいのか?こんなネトウヨの与太みたいなのを載せて…。(オピニオン欄に掲載してることでかろうじて体面を保っているといえなくもない)まあなんですかあびるんとこのインタビューでは「法律論としては許容説が正しい、政策論としては導入してはいけないという考えが正しい」などといってたのに、そんな「取り繕い」をかなぐり捨てて無事、暗黒の新風面に長尾先生も取り込まれたようです。よかったね。

なんつーか「許容説の間違いを明らかに」とかいいながら、法学憲法学的な話しは皆無というクオリティに泣いた。これなら2ちゃん法学板のほうがよほど実のある議論してるよ。(法学板の関連スレにこのコラム貼ったら「ネトウヨ乙」で終わる気がする。)この後拓殖大学日本文化研究所にうつられたらどうしよう。どうしようっていうかまあ妥当なルートという気がしますが。あとは中大で「名誉教授」へたなざらし、とか。とりあえず今後も長尾先生には注目です。(白門でこっそり釈明とかやめてくださいよ)

あと「名誉教授」といえばこんな小ネタが。

渡部昇一大先生ワック出版より「日本の歴史全8巻」を出版されるようです。読むと日本人としての自信がわいてくるそーで。

Sunny_SideSunny_Side 2010/02/16 19:56 外国人が移住して云々だったら
「名護市に住民票動かして、移転反対派の議員を支援しようぜー」と、日系人や元二重国籍者を大量に引っ越しさせよう、と、米国が考えるとか、
「群馬県大泉町に住民票動かして…」と、ブラジル・ペルー国籍の人がとかとか考える確率を考えない辺りが、この理論の弱点になるわけだが、さて?
(米国も、帰化に際して宣誓を要する)

 ワタシの見た反対論の中に、二言目に在日韓国人がぁ〜日中問題がぁ〜と書いていないのを見たのが(最近のモノでは)無いのはどうしたことか。

なんとなくなんとなく 2010/02/16 23:06 >Sunny Side様
最近、渋谷だかどっかで参政権反対の映像をビジョンを使って流すとか言って
おなじみ愛国商法で金を集め、案の定その手の映像は流せずトンズラしていました。
その団体の項目に著作権侵害してる国を
許さない、日本の著作権を守ろう(キリッ)みたいな訴えがあったのですが
そこに挙げられてる侵害してる国がお決まりバカの一つ覚えの中国と韓国だけでした。
オタクなんてどこにでもいますし台湾や米国、北米圏はもちろんのこと
日本にだってP2Pやその手の投稿サイトが蔓延してる今、著作権の問題は単純に国で括れる問題ではないでしょうに。
まぁ児ポ法関連でネット上のオタクを敵に回さず利用しようと媚びてきたんでしょう。
私もオタクのはしくれですが、こっちのテリトリーにまで土足で上がり込み
あまつさえ便乗して政治問題で自分達の嫌いな国を叩くためにまで
利用しようとしたのは自称オタクアピールをした元首相や芸能人以上に腹が立ちます。

この手の人間の脳内では善なる米国、日本、(多少物語設定に困っている)台湾と
悪なる中国、韓国、北朝鮮、最近はオーストラリア、以外に国というものは存在しないんでしょう。
というか一桁しか国名を覚えられないからそれ以上は増やせないのか。
本質、単純二元論であらゆるモノを捉えようとする脳がうらやましいです。

つうこうにんつうこうにん 2010/02/16 23:33 うまい表現が思いつかないが、「日本国籍所持者性善説」とでもいうべきこの発想って何なんだろ。相変わらずの名護市長選ネタ、それならこの間の移設先選定のドタバタで、公式非公式を問わずあらゆる自治体で「受け入れ」を表明したところは無いのだが、それってつまりあらゆる自治体が国の安全を危機にさらしているって言いたいことになる。現行制度で、つまり外国籍者の意思が反映されてない状態でこのテイタラク、安保なんて言い出してもどこに説得力があるか。

通りすがり通りすがり 2010/02/16 23:48 長尾先生憲法92条・94条を忘れちゃったの?
としか良いようがないような…

鳩山総理が地方公共団体の意向を尊重するしないはあくまでも政治レベルの話であって
別に地方公共団体が反対しようと政府が政策決定を行うことは十分可能なハズなんですが…

つうこうにんつうこうにん 2010/02/17 00:21 ついでに、「忠誠」ときましたか。それなら、1億2千万の日本国民全員漏れなく忠誠を問わないと安保になりませんぜ。「国歌」斉唱のときに起立しない、あるいは大声で歌わない、その他諸々を炙り出しますかい?日本には「腹に一物」「面従腹背」てな言葉もあるんですけど。

名護市長選ネタに戻るが、この間の経済振興策、特に米軍再編交付金をもってしてもあの選挙結果だったということをもうちょっと深刻に考えるべきだと思う>安保をいう人たち。
稲嶺市長の政策からして、再編交付金は今後はゼロ。それでも稲嶺市長は選挙に勝った。一方、米軍基地を受け入れたら、再編交付金やら基地交付金やら経済振興策やら、いろいろ税金が元の交付金補助金が降ってくるのに、国内どこも誘致の声も起きない。国の安全が保たれてしかもカネが降ってくるんだから、これほど美味しい話もなかろう・・・のはずが、そうなってないんだから。

一読者一読者 2010/02/17 17:55 昨日のTBSラジオ「アクセス」は、永住外国人地方参政権がテーマで、大量にネトウヨが押し寄せて番組HPの回線がパンク状態になりました。

http://tbs954.jp/ac/

おさるのあたまなでなで係おさるのあたまなでなで係 2010/02/17 18:13 読解力のないヲタが、一生懸命に
小5作文を綴る優良ブログはここですか?

>なんつーか「許容説の間違いを明らかに」とかいいながら、
>法学・憲法学的な話しは皆無というクオリティに泣いた

はぁ?
リンク先の冒頭にも書いてあるように、「論文」とは別に、
読売教育欄の一般読者向けの原稿って書いてあんじゃんwww

>まあなんですかあびるんとこのインタビューでは
>「法律論としては許容説が正しい、政策論としては導入してはいけない
>という考えが正しい」などといってたのに

はぁ?
どこに書いてあんの?
以前、許容説を取っていた時は、そうだったと述べてあるんじゃん


破壊力満点のチエオクレの作文だな
2ちゃんでも、徹底的に頭撫でられてんだろーな
んで、こんな誰も読まんオナニーブログで鳴いてまつってかwww


ああ、頭悪そうだと思ったら、通教脳かよwww

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