エプソン、全色顔料「つよインク200X」搭載の高速プリント複合機「PX-602F」を発売

セイコーエプソン株式会社とエプソン販売株式会社は2010年2月17日、マルチフォトカラリオの新製品として、全色顔料インク搭載した高速プリント複合機「PX-602F」を、2月25日に発売する、と発表した。



「PX-602F」は、プリント、スキャン、コピー、ファクス、無線 LAN を標準装備したインクジェット複合機。

発色性が高く保存性も強い顔料インク「つよインク200X」を全色に採用。「つよインク200X」は、裏写りしにくく、普通紙でもくっきり鮮やかにプリントでき、耐水性も備えている。

高速、高画質プリントを可能にする画像処理エンジン「REALOID」と、一度に吐出するインク量、回数を大幅にアップさせた「高速 MACH ヘッド」の搭載により、A4 文書でカラー9.5ipm、モノクロ15ipm の高速印刷が可能。

ファクス機能は高速電送が可能なスーパーG3規格や、PC ファクス送信に対応するほか、最大30枚までの原稿を一気に取り込めるオートドキュメントフィーダー（ADF）を搭載している。

有線、無線 LAN に標準対応しているので、一台のプリンターを複数台のパソコンでネットワーク共有することができる。AOSS 自動無線 LAN 設定、WPS のプッシュボタン方式の設定に対応し、無線 LAN の設定、接続は、ボタンを押すだけの簡単に行える。

カラーインク切れの際に便利な「黒だけでモード」にも対応している。