高橋が小差で3位、織田4位、小塚8位…フィギュア
◆フィギュアスケート(16日・パシフィックコロシアム) 男子のショートプログラム(SP)が行われ、日本勢は高橋大輔(23)=関大大学院=が自己最高の90・25点をマークし3位につけた。織田信成(22)=関大=は84・85点で4位。小塚崇彦(20)=トヨタ自動車=は79・59点で8位につけ、そろって上位24人で争う18日のフリーに進んだ。
ジャンプをすべて成功させた高橋は、スピンとステップでも高い評価を得て、SPで自身初の90点超えとなった。
五輪2連覇を狙って今季4シーズンぶりに現役復帰したプルシェンコ(27)=ロシア=は自身の持つ世界歴代最高に迫る90・85点で首位に立った。2009年世界選手権優勝のエバン・ライサチェク(24)=米国=が自己最高の90・30点で2位。
高橋大輔「今季一番の演技。90点台が出てうれしかった。お客さんも盛り上がって、勢い余ってガッツポーズが出た。平常心を保ってできた。プルシェンコとも点差が離れていないし、フリーへ変な重圧はかからない」
織田信成「すごいうれしい。少し緊張したが、練習を信じた。ほっとした。得点は満足。(五輪前に追い込み)体力的にきつかったが、乗り越えて強くなれた。フリーには4回転を入れるつもりでいる」
小塚崇彦「トリプルアクセルが両足着氷になったのが悔しい。満足ではない。80点を超えたかった。(最後のポーズで流れるはずの音が出ず)締まりは少しなくなったかな」
エフゲニー・プルシェンコ「いい演技ができたと思う。とても緊張したが、それは自然なこと。得点よりも(ミスなく)クリーンに滑れたことが重要だ」
[2010/2/17-13:56 スポーツ報知]