バンクーバー冬季五輪の結団式で、JOCの竹田恒和会長(左端)に決意表明する岡部孝信主将。右端は岡崎朋美旗手=18日午後、東京都港区のホテル バンクーバー五輪結団式開く 「長野に近いメダルを」バンクーバー冬季五輪に臨む日本選手団の結団式が18日、秋篠宮ご夫妻をお迎えして東京都内のホテルで行われた。スピードスケート五輪メダリストの橋本聖子団長は記者会見で、メダル数が金5個を含む10個だった1998年長野五輪を引き合いに出し「できる限りそれに近い数を目標に掲げて士気を高めたい」と意欲を語った。 フィギュアスケート女子で優勝の期待がかかる浅田真央(中京大)ら選手と役員計86人が出席。団旗は、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長から橋本団長を経て、日本の冬季五輪最年長旗手の38歳、スピードスケートの岡崎朋美(富士急)に渡された。 夏季五輪を含めた日本選手団最年長主将の39歳、スキー・ジャンプの岡部孝信(雪印)は「国民の皆さまに明るい話題を提供できるよう全力で挑むことを誓います」と決意表明。壮行会では鳩山由紀夫首相が激励した。 大会は2月12日(日本時間同13日)に開幕し、17日間行われる。 【共同通信】
|