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【社会】

園児にわいせつ、撮影 元保育士を再逮捕へ

2010年2月17日 08時59分

 勤務先の保育園の園児にわいせつな行為などをしたとして、愛知、佐賀県警などの合同捜査本部は17日にも、強制わいせつと児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の両容疑で、佐賀県の元保育士の男(32)=児童買春・ポルノ禁止法違反罪(提供)で公判中=を逮捕する。捜査関係者が明らかにした。勤務中に隠し撮りを繰り返していたとみられる。

 捜査関係者への取材では、元保育士は、勤務していた私立保育園の園児にわいせつな行為をしたうえで、その場面をカメラで撮影した疑いが持たれている。

 愛知県警などは昨年10月、長女のわいせつ画像のデータを販売していた名古屋市の夫婦を逮捕。その購入客と児童ポルノ画像の交換をしていたとして元保育士が浮上。子どものわいせつな姿を撮影した画像データ3枚を、自分の携帯電話から他人の携帯電話に送信したとして児童買春・ポルノ禁止法違反罪(提供)で起訴された。

 捜査関係者によると、元保育士のパソコンには、複数の園児を写した画像データ計数十枚が記録されていた。園児の下着や着替え姿のほか、昼寝中の園児の下着を脱がせて下腹部を撮影していた。

 捜査関係者への取材では、元保育士は約2年前から園児を撮影、一部のデータは他人に送信された可能性が高い。園児が昼寝し、ほかの保育士の休憩時間などに撮影していたとみられる。愛知県警などの調べに「児童ポルノが趣味だった」と話している。

(中日新聞)

 

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