2010年2月16日 23時26分更新
玉野市の宇野港と香川県の高松港を結ぶ2つのフェリー会社が、来月26日での航路の廃止を届け出たことを受けて、玉野市の黒田市長は岡山県の石井知事に航路の存続に向け、国に働きかけるよう協力を求めました。
玉野市の黒田市長と市議会の議長ら6人は、16日岡山県庁を訪れ、航路の存続に向けて、石井知事に協力を求めました。
この中で黒田市長は、「玉野市民が航路に対して持っている特別な思いに応えるために市として国にあらゆる方法で支援を要請していく方針で、県もぜひ協力して欲しい」訴えました。
これに対し石井知事は、「今回の問題は、国策の影響であるうえに運輸行政は国直轄の事業で、国土交通省で責任ある対応してもらうのが基本だ。岡山県としても国に支援を強く要請していく」と玉野市と連携していく姿勢を示しました。
玉野市の黒田市長は17日、高松市の大西市長とともに、東京に前原国土交通大臣を訪ね、フェリーが存続できるよう要望することにしています。