山口県上関町で計画されている原子力発電所の建設について、広島県原水禁が中止を求める要請書を提出しました。
広島県原水禁のメンバーが中国電力本社を訪れ、山口県上関町の原発計画を中止するよう要請しました。
県原水禁は、建設予定地の西2キロに活断層があり耐震性に問題ないかなど、4つの課題をあげました。
中でも、15日に日本生態学会など3つの学会が要望した環境の再調査について、中国電力側に実施するよう強く求めました。
「原子力の商業利用も含めて、核と人類は共存できないという立場で、今後も取り組みを進めていきたい」(広島県原水禁 佐藤次彦事務局長)
2012年に1号機の着工を予定している中国電力では、環境保全と安全確保に努めながら計画を進めていきたいとしています。(2/16 19:17) |