自主勉強に役立つ教本 4
さてさて、自主勉強して実践しよう!そして確固たる実力を身に付けよう!!の教本コーナー!!!(゜∀゜
今回が最終回です。
最初の頃は必死になって読んでも、全然分からなかったし、分からないから面白くもないし、 何でこんなに異常に難しいの?と、つくづく嫌気が差していた時もありましたけど、 そんな私が「この教本、お勧めです」と言えるようになるとは、あの時は思いもしませんでしたねぇ。
確かに、非常にややこしい上に、全てを連携させて、そこで初めて1つの大作が出来るのが音楽の世界なのに、
殆どの場合「音楽理論」「譜面の知識」「コード」「ボイシング」「音響エンジニア(音師)」「打ち込み」 「作曲」「作詞」「演奏練習」「マスタリング」「ギター」「ドラム」「キーボード」「ストリングス」などと、 各分野に完璧にバラバラに分かれてしまっていて、覚えなきゃいけない知識というのは全てを足すと、 実に国語辞典十数冊分とか六法全書レベルに余裕で匹敵するほどの莫大な量、という世界でもあり、 敬遠されるのが実情であろうとは思います。私も最初はそんな感じでしたからねぇ。
でも、少しずつでも読んで、少しずつでも理解して、それを覚えて、、、そして実際に使う、
それを繰り返し、徐々に実践の中でも出来るようになった時には「面白い」の一言です。 その醍醐味がありますね。
ただでさえ難しいことが、自分の中で理解できるようになってくると、
それはそれで恍惚感に似たものがあり、それが楽しいと感じるようになってきますね。 まぁ、最初は苦痛な部分は多々あると思いますが(特に用語なんて意味不明なものばかりだし)
ただ、その先で、読んだ人・理解した人を待っているものは、その苦労や努力を遥かに上回ります。
それだけで、これらの教本の価値や存在意義というのは果てしないものなのだと感じる今日この頃です。 まぁどれもこれも、完璧に出来る様になるには軽く数年掛かるようなものですから(音楽自体がそうだし) 手に取って、ゆっくりと、少しずつ、でも確実に、読み進めていくことが重要なのだと思います。
DTM打ち込みフレーズ制作技法(CD-ROM付き) 篠田 元一 (著, 監修)
打ち込みで生演奏の音を再現する為のベロシティ・ピッチ・モジュ・エクスデータ入力数値や練習演題などが
悉く書かれている教本です。。。通常のDTM制作程度のレベルは飽きた。もっと本格的なものを 打ち込みで作りたい、という玄人向けの教本です。ハッキリ言って、今まで紹介してきた教本の中でも 比較的難しい部類+即実践を想定したものです。。。が、これをマスターした時の効果も、 他の教本と比べ物にならないでしょう。DTM経験者・音楽経験者にお勧めの一冊です。
(上) マスタリングの全知識 CDから配信まで(CD付き) 葛巻 善郎 (著)
(下) エンジニアが教えるミックス・テクニック99 (CD付き) 葛巻 善郎 (著)
所謂「音師の技術」と呼ばれるものは、大まかに分けると「音響」と「マスタリング」の2種に分けられます。
つまりは「制作過程」と「仕上げ」に分かれ、後者の行為は「サウンドトリートメント」や 「マスタリング」と言います。要は曲が完成した後の処理が中心となる分野ですね。
(音響の方は、他にも「ミックス」と呼ばれたり、単純に「エフェクト」と言われる分野に分かれるので、
音師の仕事を指す名称や分野は、4つ〜5つくらいあります。 ※本によって表現が違ったり、若干名称と説明範囲が異なるような事もある)
完成作というのは曲として完成していても、それを最高の形で出せるか?とはまた別の問題で、
トリートメントやマスタリング関係の書物は、仕上がった曲を最高の状態で世の中に送り出すことを 仕事としているエンジニアの人達の知識が詰まっています。
まぁ、音響エンジニアの知識と同時に覚えるものでもありますので、教本によっては両方書いていたり、
片方しか書いていなかったり、名称・役割などを分けていなかったりは区々ですが、マスタリング知識とは 「出来上がった曲を、更に最高の状態に引き上げて世に出すために必要な知識を扱うもの」ということです。 ミックスやエフェクト・エンジニアは「制作過程の中で、その曲に演出効果を掛けて応援する」という知識です。 そのためのノウハウが、これら「エンジニア・マスタリング・音師の本」にはギッシリと書かれております。
ちなみに、アマゾンなどで一度音楽関連の書物を調べると、
マイストアと連動して自動的に検索したものと類似する本が多々紹介されるので、 その機能を使えばもっともっと活用できる本が見つかるかも・・・(*^^*) ※しかも、アマゾンを通じて既に購入している商品は表示されないという親切な設定みたいですね。
知識会得と実践を繰り返せば自ずと迅速な処理と確実な品質を繰り出す力が後から身に付いてくるものです。
まぁ、私はまだまだ音楽に関しては駆け出しのヒヨっ子にも値しない人間ですが、 この道理はあらゆる製造・制作・物作り全てに通じて言えることですから、それだけは分かります。
まだ見ぬ知識の欠片を探し出し、それを自らの実力や「分かる」という喜びに変えるために、
このような素敵な教本たちは、いかがでしょうか? |
>勝手に紹介しているYouTube動画の方はどうするつもりなんだか。
まさか、1曲も作れないのに、作った実績が無いのに、音楽理論と称して作曲の仕方をレクチャーしている人がいるとは想像もしてないだろう。一般にな。
だから、ここを始めてみる人は、鬼の目さんの作った曲とカン違いしてしまう。(それを狙ってるのかも知れんが)
分かりますかね?
よし!!
俺もオリンピックで金メダル取る方法をレクチャーするぞ!!
スポーツなんかやったことねーけど。
2010/2/16(火) 午後 7:02 [ warawarato ]
しかし、たくさん本買ったな。
参考書をたくさん買うと勉強した気になる受験生の心理に似ているのかな。
2010/2/16(火) 午後 8:52 [ warawarato ]
鬼の言動を見れば明らか。
何も実績が無いにもかかわらず「鬼ノ目が作った音楽には」と自分で言える、この厚顔さ。
想像の世界では「これだけ知ってんだぜ!」で読者のハート(?)を掴んでいるつもりなんだろうが、これまた鬼の勝手な思い込み。
いくら講釈垂れても、実際に作れないんだから、どうしようもない。
決め付けるな、と鬼は思うだろうが、鬼の評価はそんなもん。
2010/2/16(火) 午後 10:23 [ usotukioni ]