社会
「検察官役」の弁護士始動 明石歩道橋事故
明石歩道橋事故の起訴議決を受け、検察官役として起訴や公判を担当する指定弁護士3人が、神戸地裁の選任から一夜明けた5日午後に地検を訪れ、執務用に用意された部屋を見学した。来週にも地検から膨大な証拠書類を引き継ぎ、全国初の検察官役は起訴に向けた本格作業に入る。
地検関係者によると、指定弁護士の安原浩氏(66)、中川勘太氏(37)、長谷部信一氏(31)が訪れ、山根英嗣次席検事と中井隆司総務部長、窓口となる事務官が対応した。指定弁護士側は執務の場所や事務官、証拠のコピーなどについて要望し、地検は指定弁護士用に設けた執務室に3人を案内したという。
執務室には、机や電話のほか、パソコン(インターネット・外部記憶媒体使用不可)、シュレッダーなどを設置。要望に応じて事務官を付け、コピー代は検察庁が持つという。来週にも、ダンボール19箱に及ぶ証拠書類を引き継ぎ、執務室に運び込む。
安原氏は「積極的に協力してもらっている印象だ。可能な限り地検に足を運び、早急に方針を立てたい」と話した。(霍見真一郎)
(2010/02/06 09:00)
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