記事入力 : 2010/02/14 01:46:59
似ているようで違う、韓中日の漢字文化
【新刊】李相哲著、イ・ドンジュ訳『韓・中・日の漢字文化、どこへ行くのか』(深い青)
「中国人でも日本人でも韓国人でもないアイデンティティー」を持つ著者は、韓・中・日の3国が漢字文化圏という共通分母を持ちつつも、それぞれ独特の文化を保有していると語る。例えば家を建てる際、中国人はまず塀を作り、日本人は道を作り、韓国人は飲んで歌って宴会を開くという。言語や親族呼称、宗教儀式などを通じ、3国の文化的な違いを興味深く説明している。
韓国が中国の影響を受けながら独自の文化を形成することができたのは、ハングルという文字と言語があったおかげで、20世紀以降、韓国が飛躍的に発展した理由も、ハングルが全面的に普及したため-と分析している点も、示唆するところが大きい。
李漢洙(イ・ハンス)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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