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【産経抄】2月14日
このニュースのトピックス:大興奮スノーボード
反逆は若者の特権である。それがまた時代を変える原動力にもなってきた。織田信長も若いころは「大うつけ(ばか者)」と侮られたが、天下布武に突き進んだ。話題のスノーボーダー、国母和宏はどうだろう。やっぱりただのうつけにしか見えない。
▼国母クンは、サングラスをかけてネクタイを緩め、ズボンをずり下げてはき(「腰パン」というそうだ)、シャツのすそを出して成田からバンクーバーに飛び立った。昭和風の言い方をすれば、チンピラ・スタイルである。
▼最初の記者会見も大いに笑わせてくれた。服装について聞かれると「チッ」と舌打ちし、「反省してま〜す」とまったく反省していない様子で受け答えしていた。これでは日本オリンピック委員会(JOC)に苦情電話やメールが殺到するのも無理はない。
▼開会式の入場行進が、土曜昼だったのを幸い、小欄もテレビ中継につい見入ってしまった。誰かシャツを出していないか、腰パン男はいないかと。スノーボード・ハーフパイプなるものがどんな競技かもだいたいわかった。恐るべき国母効果だ。
▼そういえば、腰パン・シャツ出しで、街中をブラブラしている中高生は結構多い。お世辞にも頭が良いとはいえなそうな子供たちばかりだが、先生もサジを投げているのだろう。親の顔がみたいと言いたいところだが、お前はどうだと言われそうなのでやめておく。
▼鉄は熱いうちに打て。だらしない格好やぞんざいな言葉遣いは、心と生活の乱れにつながる。小学校高学年までに、祖先を敬い、友と仲良くし、故郷を大切にする心をはぐくまないと日本中、国母クンだらけになってしまう。日教組出身の民主党大幹部、輿石東先生はよくわかっておられるとは思うが。