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希少石でありながら、時にダイヤモンドを凌ぐ知名度を誇る「アレキサンドライト」。
しかし、市場ではスリランカ産のやや茶色がかったカラーチェンジが薄いものが多く流通しています。
非常に高品質な結晶が産出される事でも有名な、『ブラジル・ヘマチタ鉱山』。
当店自慢のヘマチタ鉱山産のトップクオリティ・ルースには別格の美しさを感じていただけます。 |
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アレキサンドライトが最初に発見されたのは、1830年ロシア帝国ウラル山脈のエメラルド鉱山。
もともとは高品質なエメラルドだと思われていた宝石は、不思議なことに、 昼間は緑色、そして蝋燭の光の下では赤色に変わる神秘的な特性で鉱夫たちに衝撃を与えました。
「これは神の悪戯に違いない」と、当時のロシア帝国皇帝ニコライ1世に献上された日は「4月29日」。
奇しくも、皇太子アレキサンドル二世の12歳の誕生日だったため、 この非常に珍しい宝石に「アレキサンドライト」という名前がつけられたといわれています。
その希少性と神秘性のみながず、軍服の色が赤と緑だったロシアでは、「護符」として特別な価値のある宝石となりました。 |
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ブラジル・ヘマチタ鉱山はアレキサンドライトのトップブランドといえるでしょう。
内包物がはいりやすいアレキサンドライトのなかでも、高い透明度を誇り、素晴らしい地色、
そして均一のカラーチェンジという最高品質の結晶が産出されていました。
ヘマチタは、もともとはエメラルド鉱山でしたが、高品質のアレキサンドライトが発見されることによって世界でも名高い鉱山になりました。
あまりに貴重なため、採掘者同士の殺人事件も起きるようになり、ブラジル政府によって
入札で鉱山の権利を決定されたほどです。ヘマチタ鉱山は残念ながら2年半まえに閉山
してしまいました。 |
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アレキサンドライトの最大の特徴かつ美点は、もちろん「カラーチェンジ」です。
太陽光や蛍光灯の青緑色系スペクトルが強い光源下では暗青緑色になり、
白熱電灯や蝋燭など赤色系スペクトルの下では暗赤紫色に変化します。 |
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この変色性の原因は、エメラルドやルビーの発色成分であり、
黄色系スペクトルを吸収するクロムを微量に含んでいることに起因します。
ブラジル産の最高品質のアレキサンドライトは、葡萄酒のようなシックな赤紫から、
孔雀の羽のようなグリーンに均等にカラーチェンジします。 |
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ブラジルのミナスジェライスにあったアレキサンドライトの二つの鉱山、
マラカシータ(15年以上前に閉山)とヘマチタ(2年半前に閉山)の
アレキサンドライト。
色変わりがすばらしく、最高品質として評価が高かったのですが、
幻の宝石になってしまいました。
高品質のアレキサンドライトをお探しの方には、ヘマチタ鉱山産の
アレキサンドライトをお薦めします。 |
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アレキサンドライトでは非常に珍しい『ペアシェイプカット』。
『ペアシェイプカット』は、歩留まり悪く市場に出回らないため、入手が困難なカットの一つです。
カットの珍しさだけではなく、透明度、テリ、色変わりと共に抜群の逸品。アレキサンドライトとして
最高ランクに値する品質です。
ややブルーを感じる、高貴なピーコックグリーンの奇跡の雫。ぜひ、この希少なアレキサンドライトと
貴女との出逢いを、大切にお考えください。 |
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