2月14日のながさきニュース
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長崎新聞
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「高速無料化反対」児童鋭い指摘 小沢環境相が長崎・伊良林小訪問

| 児童と環境問題について意見を交わす小沢環境相=長崎市立伊良林小 |
小沢鋭仁環境相が13日、長崎市立伊良林小(小川博行校長、645人)を訪ね、環境問題について児童約50人と意見交換した。児童から「高速道路を無料化すれば、車の使用が増え、排ガスに含まれる二酸化炭素(CO2)も増えるので、地球温暖化になる」と鋭い指摘があり、環境相が「CO2が増えるか減るかまだ分からず、調査中です」と苦しい“答弁”を強いられる場面もあった。
環境団体の仲介で実現。児童は、ホタルを育てて川に放流する取り組みや、授業で近くの中島川について調べた成果を発表した。
質疑応答で、ある児童が無料化に「反対」と主張。環境相が挙手で賛否を尋ねると、ほとんどが同意見だった。環境相は苦笑いし「確かに(世間で)あまり評判が良くない。国土交通省は『一般道路の渋滞がなくなるのでCO2が減る』と言うが、車でもっと長い距離を走る人や、公共交通機関から乗り換える人が増えるかも」と同調しつつ、4月から長崎バイパスなどで実施する社会実験の結果を見て「地方を活性化するため、総合的に考えます」と答えた。
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