自民党県連(鈴木洋一会長)は15日、秋田市内で参院選秋田選挙区(改選数1)の候補者選定会議を開催。立候補の意思を示している八郎潟町出身で元プロ野球選手、石井浩郎氏(45)を参院選秋田選挙区の公認候補として擁立する方針を決めた。16日の県連常任総務会で公認申請を正式決定し、石井氏が会見する。
この日の会議には石井氏も出席。会議後に能登祐一幹事長は1月中旬から出馬を打診していたことを明かし、「秋田を良くしようという思いが強く、人柄もまじめで知名度もある。快く受け入れてくれた」と決定理由を説明した。石井氏はこの日の取材に対し「育ててくれた秋田を何とかしたいという思いを伝えた。最終決定は明日なので、明日正式に発表したい」と述べた。
県連によると、石井氏は16日に自民党に入党する予定。【百武信幸】
毎日新聞 2010年2月16日 地方版