誤爆で市民5人死亡 アフガン南部、犠牲相次ぐ【カブール共同】アフガニスタンに駐留する国際治安支援部隊(ISAF)は15日、南部カンダハル州で道路脇に穴を掘っていた民間人を、爆弾を仕掛けている武装勢力と誤認し空爆、5人が死亡、2人が負傷したと発表した。 14日には米軍などの混成部隊が、反政府武装勢力タリバンに対する大規模な掃討作戦を展開中のヘルマンド州で、ロケット弾により市民12人を死亡させた。相次ぐ市民の犠牲に、アフガン国民の反感が強まる可能性もある。 タリバンは道路脇に無数の即席爆破装置(IED)を仕掛け、昨年1年間の外国部隊の死者が2001年の米軍によるアフガン攻撃の開始以来最悪となった一因となっており、外国部隊は神経をとがらせている。 カンダハル州はヘルマンド州に隣接し、タリバンが結成時に拠点とした地域。 【共同通信】
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