2010年 2月 16日
早朝に火事相次ぐ 1人やけど
16日朝早く、倉敷市と津山市で住宅火災が相次ぎ、1人がやけどをして病院で手当てを受けています。16日午前3時45分ごろ倉敷市笹沖の農業、小川敬二さんの住宅の納屋付近から火が出ているのを通行人が見つけ119番通報しました。消防車6台が出て消火にあたり、火は、木造2階建ての母屋と離れと平屋建ての納屋の3棟、あわせて約490平方メートルを全焼して約40分後に消し止められました。警察によりますと小川さんの家には出火当時、家族4人が寝ていましたが逃げ出して無事でした。警察と消防は実況見分をして火事の原因を調べています。一方、津山市井口では午前5時55分ごろ、岸本正さん(55)の住宅から出火し岸本さんの妻が119番通報しました。この火事で鉄骨3階建ての住宅約140平方メートルのうちベランダの一部などを焼き火は約10分後に消し止められました。この火事で岸本さんがのどと両手にやけどをし病院に運ばれましたが軽傷ということです。警察などによりますと2階の台所で石油ストーブに給油したあとストーブに点火したところ燃え上がり火事になったということです。

フェリー航路廃止 真鍋知事国へ支援要望へ
宇野・高松間でフェリーを運航する2社が、航路撤退を表明したことを受け、香川県の真鍋知事は、航路の維持に向け国に支援を求めていきたいとの考えを示しました。16日の定例会見で真鍋知事は「当然、維持ができるものであれば維持してもらいたい」と話し、航路を維持できるよう要望を行うなど国に働きかけていきたいとしています。宇野・高松間でフェリーを運航する国道フェリーと四国フェリーの2社は、瀬戸大橋のETC割引の影響などで利用客が激減し、経営難などを理由に来月26日の最終便をもって、運航を取りやめることにしています。真鍋知事は観光や県内経済などに与える影響を把握したうえで岡山県と協議をしながら近く、東京に出向き、国に支援を求めていきたいと話しました。

元中学教諭がわいせつ容疑で再逮捕
女子中学生の裸の画像を撮影したなどして逮捕・起訴されている津山市の元中学校教諭が別の女子中学生にわいせつな行為をしていたとして16日、警察に再逮捕されました。岡山県青少年健全育成条例違反の疑いで逮捕されたのは津山市の元中学校教諭、山本健司容疑者です。警察によりますと山本容疑者は去年10月、岡山市中区のホテルで瀬戸内市の中学1年の女子生徒(13)にわいせつな行為をした疑いです。2人はインターネットのゲームサイトで知り合ったということです。警察の調べに対し山本容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。山本容疑者は、別の女子中学生の裸の画像を撮影したなどとして児童買春・ポルノ禁止法違反と脅迫の罪で起訴されています。