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2010.02.14

映画『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』

夢のコラボセミナー 心と体と気づきのストレッチ in 神戸(2)の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 私にとっては、ルースさんのお話は大変興味深いものでした。こうした特殊な出来事は、引き起こそうと思って意図的に引き起こすものではなく、ある日突然、訪れて、大きな気づきを与えられるものなのですね。そのような気づきが訪れた場合は、否が応でも受け入れるしかないのでしょう。

 元旦に鑑賞した三本の映画のうち、最後にレビューを書かせていただく作品である。実は、『宇宙戦艦ヤマト』というと、私はリアルタイム世代である。しかし、当時はまったく興味がなく、劇場にも足を運んでいないばかりか、作品に対する知識もほとんどなかった。それでも、今回、劇場に足を運んだのは、あのヤマトの復活を見届けたい気持ちもあってのことである。

 鑑賞しているうちに、最近鑑賞した映画『2012』のノアの箱舟を思い出した。本作では、移動性ブラックホールの出現により、今にも地球が滅亡しようとしている。そこで、ノアの箱舟とも言える移民船団を形成し、地球の人々か安全な惑星に移動するのを、宇宙戦艦ヤマトが護衛に当たるというわけである。ヤマトは一艘しかないので、何往復かすることになる。その過程において、ヤマトは宇宙の侵略者たちと戦いながら任務を遂行するという筋書きである。

 主人公となっているのは、三十八歳になった古代進である。私は彼の若い頃を知らないので良くわからないが、仕事にばかり熱心で、愛する妻や娘たちにきちんと愛情表現ができていないところは、いかにも日本人サラリーマンらしい。ヤマトという宇宙戦艦に乗った伝説の勇者が、日本人サラリーマンの象徴であるというところが何ともおかしいではないか。

 地球人の受け入れ先となる惑星の決断や、宇宙の侵略者たちの中にも話のわかる者がいるところなど、拍手を贈りたくなるシーンはいくつかあるものの、どれも心が大きく揺さぶられるようなシーンではない。これは、私がこれまでに鑑賞したたくさんの映画を通して、魂が突き動かされるような感動を味わって来たからかもしれない。私の魂は、そうした感動を再び味わおうと心積もりをするのだが、最後までとうとう針が大きく触れることなく結末を迎えてしまったという感じである。鑑賞された方たちの評価がそれほど高くないのも、そうしたところに原因があるのかもしれない。

 個人的には、同じ元旦に映画『アバター』を鑑賞した直後の鑑賞だったので、ヤマトという宇宙船の描写に物足りないものを感じてしまった。その分、ストーリー性でカバーして欲しかったというのが正直なところである。

 本作をご覧になったある方が、本作は戦争の悲惨さを伝えようとした作品だとおっしゃった。しかし私は、戦争の悲惨さよりも、地球人たちの受け入れ先となった惑星に住む人たちが、わざわざ危険を冒してまで地球人を受け入れようと動いてくれたことのほうが印象深く心に残っている。戦争を否定する気持ちは、誰の心にも容易に生まれる。しかし、決して戦争を肯定するわけではないが、戦争という悲惨な経験を通して魂が学びたいものが存在し続けている限り、戦争はなくならないだろう。これが、ルースさんのおっしゃっていた、「それでいいのだ」という声に繋がる解釈なのではないかと思う。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 往年のファンにとっては、年を重ねて三十八歳になった古代進はどのように映っていたのでしょうか。私は、過去の作品を鑑賞していないので、違和感なく鑑賞することができました。ただ、古代進の上司が三白眼であることがやけに気になってしまいました。そんなこと、どうでもいいのでしょうけどね。(苦笑)もともとヤマトをあまり良く知らないので、三白眼の人相の方が出て来ると、悪者だと思ってしまったのです。

さて、今回も記事の中にボタンを埋め込ませていただきますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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