 |
2010年2月15日(月) 19:10 |
|
 |
岡山県の2010年度当初予算案
岡山県の2010年度当初予算案がまとまりました。 財政危機により不要な事業を大幅に削減する一方で、雇用対策などを増やし、一般会計が6648億円あまりで9年ぶりに前年度を上回りました。
当初予算案は一般会計で6648億6300万円で、今年度の当初予算より0.5%増となりました。 来年度予算は経済・雇用対策に重点を置いており、緊急雇用創出事業に62億円、うち介護・農業分野への雇用創出に12億円、失業者を対象に研修を行う地域人材育成事業に13億円などが充てられます。 また私立高校に通う生徒への修学支援として23億円、県の学力向上のための事業に2億6000万円などを計上しています。 当初予算は、国からの財源を使い経済対策を増やしたことで、前年度から9年ぶりの増となりました。 一方で石井知事は、景気低迷の影響で地方へ配分される交付税額が再来年度以降も保障されるものではないとして、地方自治体に配分されている消費税の配分比率を20%から大幅に増やすように国に訴えていきたいと話しました。 来年度当初予算の財源不足は7億円で、不足分は県が所有する土地の売却で穴埋めする方針です。
|
|