ボクシングのWBA世界フライ級王者・亀田大毅(亀田)の初防衛戦に関して父・史郎氏が15日、元WBA世界同級王者・坂田健史(協栄)との対戦を“拒否”した。「地球が爆発しても坂田とは試合をせえへん。その前にカタをつけることがあるやろ。ファイトマネーの問題や」と、協栄ジムと係争中のファイトマネー問題を挙げ、対戦を完全否定した。
一方、協栄ジムの金平桂一郎会長は、WBA本部から送られた文書を元に、真っ向から反論。「WBAからのレターには坂田戦が義務付けられていると書かれている。何をもってそういう発言につながるのか分からない」と首をひねった。坂田は2月20日に試合を控えており、金平会長は「すべては試合が終わってから」と話すにとどめた。
(2010年2月15日)