生物学を研究する3つの学会が上関原発の工事の一時中断と適正な調査を求めました。
中国電力本社を訪れたのは、日本生態学会・日本ベントス学会・日本鳥学会の3つの学会です。
「3学会から提出された要望書の内容に沿った、適正な調査を実施すること」(鹿児島大学 佐藤正典教授)
学会では、上関海域周辺が瀬戸内海の生態系にとって重要な場所であり、中国電力が行った環境調査は不十分だとして埋め立て工事の一時中断と再調査を求めました。
「もう一度立ち止まって。何故この時期に、僕達がここに来てやってるか。始まる前 だから大事なんです」(鹿児島大学 佐藤正典教授)
また、14日の町議選の選挙結果に関して、地元の研究者は・・・
「政治は、原発だけで動いている 訳ではありませんし。これ(町議選選挙結果)で学会・研究者として、一喜一憂することはないです」(山口県立大学 安渓遊地教授)
中国電力では、これまで行った調査は、適正だとして、1号機は2012年に着工するとしています。(2/15 20:07) |