さらば日本共産党 @ 何の罪もない弱者すら踏みつけにする権力の無法や非道と戦わない日本の左翼・革新政党はもう駄目かもしれない
大手マスゴミは報じないが、ネットなどそれ以外のメディアで、一連の小沢・石川騒動の裏側で、検察の違法・非人道的な「捜査」の実態が明らかになってきている。
長時間に及ぶ拘束や、嘘や暴言等もまじえた暴力的な取調べ。
それによる、検察に都合のいい「自白」を強要。
デマさえも交えた違法なマスコミへのリーク。
それによって、自殺に追い込まれる人も何人も出ているという。
そういう戦前の特高警察と全く同じ検察や、それを無批判に垂れ流すだけのマスゴミもおかしい。
だが、小沢・民主党幹事長の金権体質を叩くばかりで、そんな検察やマスゴミの批判をしようともしない、いわゆる「左派」「革新」。
政権与党の一員でありながら、石川議員を守ろうともせず、辞職を勧めているような社民党。
検察やマスゴミの尻馬に乗り、あろうことか旧政権与党やみんなの党と同調して、民主党政権を攻撃する側に回った共産党。
清廉潔白を主張し、金権体質批判をするのもいいが、何かおかしくないか?
一連の騒動は、単に「小沢vs検察」という戦いだけではない。
いろいろと矛盾や問題を抱えながらも、国民の意思によって選ばれた政権に対する、旧体制の権力者たちによる不条理な攻撃である。
何よりもその過程で、何の罪もない人たちまで、検察権力やマスゴミ報道などの犠牲になっているという事実を、何故見てみぬふりし続けるのか!?
こんな権力の不条理に対して、怒らない、戦えない「左派」「革新」とは一体何なのか?
こういう疑念を抱かざるをえない。
これまで私は「自他共に認める左派」だと明言し、そしてそれに誇りすら抱いていた。
だが、今は違う。
旧政権与党や検察、マスゴミなどと同じくらい、日本共産党など「左派」「革新」と呼ばれている人たちに対して、激しい怒りと失望を禁じえない。
そして今ほど、「左派」であった自分をも情けなく思ったことはない。
(小路)
冒頭のバナーは、『雑談日記』のSOBAさんの作品である。
こういうバナーを使うのは、2006年10月26日以来である。あれからこういうバナーは、「もう二度と使わないでおこう」と思っていた。
「政治権力を持たなかったどころか、法的に認められてすらいなかった戦前の政治責任まで日本共産党に問うのは、酷じゃないのか?」という疑問があったのがひとつ。
もうひとつ。
いろいろ批判もしたけど、それでも「日本共産党や社民党の人たちとは、いざという時には連帯できる、またそうすべき相手である」という思いを持っていたからだ。
つい、この間までは……。
それが何故、今さらながらこのようなバナーを使うことになったのか。
私が今、どういう気持ちでいるのか。
冒頭の記事紹介文と、以下に紹介する最近のツイッター発言を読んでいただければ、だいたいおわかりいただけることと思う。
前回記事と同じく、最近のツイッター発言を羅列するだけの記事になってしまった。
はっきり言えば、またもや「手抜き記事」みたいなものである。
しかし、いくら時間を置いても、うまくまとめられない。内から湧き上がってくる怒りと失望を抑えることができない。
でなければ、わざわざこんな記事を書くこともなかった。
日本で左派や護憲派、リベラルが単独で政権とる可能性は低いんじゃないかな、という気がします。政権とっても、すぐに「自分だけが正しい」と信じて疑わない者同士が内輪モメ起こして自壊していくか。足の引っ張り合いをしているところを内外の敵対勢力につかれて潰されるかして、短命に終わるとか……
1:04 AM Feb 2ndのつぶやきから
@kihachin >あくまで私個人の「保守」の定義(拡張版)。「人々の生活・生命・自由・名誉・尊厳を保《たも》ち守《まも》る」 こういう保守なら、私もOK。正直、正論やれいごとばかりで、足の引っ張り合いばっかりしていて、旧体制の補完勢力となってしまった日本の左派に嫌気が……。
2:30 AM Feb 2nd のつぶやきから
@kihachin 「人間や世の中は、常に正論どおりにできるとは限らない」「自分たちが正しいと思っていることが、他者にとってもそうとは限らない」正義や正論ばかりにとらわれて、この2つのことを理解できていないことが、日本の左派の偏狭さや柔軟性の無さの原因ではないか、と。
2:37 AM Feb 2ndのつぶやきから
@28SOBA 検察やマスゴミ、旧政権与党とグルになっている今の状態こそ、日本共産党など日本の左翼政党が「旧体制の補完勢力」でしかなくなったことを象徴しているでしょう。検察の無法を知ってやっているのなら悪質ですし、純粋に正義感だけでやっているとしたら、なおタチが悪い。
注):上記の発言の「なおタチが悪い」は、正しくは「なお始末が悪い」だった。ここで訂正する。
2:41 AM Feb 2nd のつぶやきから
@kihachin そのとおり。正義とか「自分たちは正しい」という考えにとらわれすぎた者は、その「正義」とやらのために、とんでもなく無茶苦茶なことをしでかしてしまったり、他者に対しておそろしく非寛容になったりするものです。例えば、今の日本共産党の姿が、まさにそれだと思います。
4:38 AM Feb 4th のつぶやきから
@28SOBA 共産党だけではなく、社会党も。日本の左翼政党はもう駄目かもしれませんね。あれだけ検察やマスゴミの無法や非人道性が明らかになってきているのに、それと戦わず、その尻馬に乗っているだけとは……。>起訴なら石川議員は辞職を=社民幹部が一致
4:46 AM Feb 4thのつぶやきから。
@28SOBA 民主党が駄目になっても、もう共産党には投票する気にはなれませんね。直接関係のない子持ちの母親にまで非人道的な取調べを行うような検察やそれを支える野党やマスゴミの無法を批判するより、その尻馬に乗って民主党叩きとは。今度こそ、完全に見損ないました。
4:56 AM Feb 4thのつぶやきから。
立場や思想信条の違いに関係なく、この非道と無法に対して怒らない者を、私は絶対に信用できません。>石川議員の女性秘書を10時間も「監禁」した検察官の名前は民野健治。任意調べなのに、女性が泣きながら頼んでも保育園に子供を迎えに行かせない、電話もかけさせない。
5:08 PM Feb 6thのつぶやきから
@henrryd6 以前もつぶやきましたが、私はもう「旧体制の補完勢力」でしかなくなった日本の左翼政党には失望しています。検察やマスゴミの横暴が明らかになってきているのに、いい子ちゃんぶって、きれいごとしか言えないとは >社民党がさも検察に正義があるかのように言うのは容認し難い。
5:16 PM Feb 6thのつぶやきから
@kihachin いや、すみません(汗)。つい、熱くなってしまいました。しかし、自民党や検察やマスゴミなどに対してと同じくらいに、旧体制の横暴の片棒を担いでいる今の左翼勢力にも腹が立ってしょうがないのですよ。 >だから全否定するような共産党批判は心情的にしにくいですね。
3:27 AM Feb 9thのつぶやきから
それにしても、社会党は政権与党なのに、石川議員を辞めさせるのか? 検察やマスゴミの無法と横暴を知らないのか? この期に及んで、悪者扱いされることにびびって、キレイゴトに逃げるのか? びびるな! 逃げるな! 旧体制の利権にまみれた奴らの理不尽と戦わずにして、何が「左翼」だ!?
昨日夜のつぶやきから。
RT @kazuta06:共産党のことは、もう言うのはやめようよ。腹立つけれど、彼らは自分の死刑執行書に、自ら喜んでサインしたんだ。もう朽ち果てて行くまで無視していけばいい。内部には少しはまともな人がいるかも知れないけれど、上があれじゃね。独裁政治はどっちだよ。全党員で投票して党首決めたこと無いくせに。
注:この発言の元はこちら。
昨日夜のつぶやきから
@kazuta06 仰るとおりかもしれません。ただ、今回のことで、「日本の左翼・革新は何故ダメなのか?」ということが、より明らかになったのではないか、と思います。<共産党のことは、もう言うのはやめようよ。
昨日夜のつぶやきから
今回特に私が考えた、日本の左翼・革新がダメな理由は3つ。(1)自分たちだけが正しく、そのためには何をしてもいいという意識がある。(2)世の中、特に政治の世界は正論やキレイゴトだけでは動かない、ということを理解してない。(3)それゆえに、あからさな理不尽に対して戦えない。
昨日夜のつぶやきから
社民党や共産党だけでなく、いわゆる左派、護憲派、リベラルと見られるブロガーやネットユーザーの中にも、今回の件では検察やマスゴミの理不尽を正面から批判するより、一般論やキレイゴトを言ってるだけの人も見受けられるような……? 国民の権利と民主主義があからさまに踏みにじられているのに。
昨日夜のつぶやきから
もう、日本の左派、護憲派、革新系の人たちが、どんなに立派なことを言っても、「権力の理不尽と戦わない(戦えない)ことの言い訳」にしか思えなくなってきました。……などと言ったら、言いすぎでしょか?
昨日夜のつぶやきから
@kazuta06 仰るとおり、日本の既存左派・革新勢力はもう衰退していくか。あるいは、「旧体制の自覚なき補完勢力」としてかろうじて存在を許され続けるか、なのかもしれない。そんな気が、私にはします。 >もう朽ち果てて行くまで無視していけばいい。
昨日夜のつぶやきから。
私は自サイトにて「自他共に認める左派」であることを明言し、それを誇りにすら思っているところすらありました。でも、それも正直嫌気がさしてきています。目先の「小さな正義」のために、権力が弱者や民主主義を踏みにじるという大きな理不尽に対して怒れない、戦えない「左派」とは何なのか、と。
昨日夜のつぶやきから。
もっとも、今後も私に対して「サヨク」のレッテル貼りをしたがる人たちが出てくるかもしれませんが、それはそれでかまいません。評価というのは、所詮は他人がするものですし、どういう評価を受けようが私は、「自らの信念と良心にのみ従っている」という自負だけはありますから。
共産党や社民党に関するつぶやきは、他にもいくつかあるのだが、きりがないのでここではこれまでとしておく。
党勢拡大に失敗したばかりか、何度も選挙で負け、党勢を大きく衰退させておきながら、ロクに責任をとろうともせずにのうのうとしている共産党中央の人たちには、もう何を言っても無駄かもしれない。
が、末端の党員、運動員、支持者の方々には、今回のことを疑問に思っておられる方も多数折られるだろうと信じて。
最後にそういった方々に私は問いたい。
あなた方は、本当にそれでいいですか?
例えば、こちらの件やこちらの件など、国民の生命や人権をも踏みにじる検察やマスゴミの無法と非人道性が明らかになっているケースも見られますが、それに対して何とも思わないのですか?
小沢批判や民主党批判もいいかもしれませんが、そのためにこのような暴挙を容認し、加担するようなことになっている現状に、何の疑問も抱かないのですか?
その正義のために、こんな無法や非道を容認してしまうこと。国民の人権と民主主義に対する重大な挑戦に対して、今戦わないことの歴史的意味を考えたことがあるのですか?
特高警察の弾圧や拷問の犠牲になりながらも、最後まで自らの信念と良心を貫いた先人たちに対して、恥ずかしくはないのですか?
と。