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国際2月15日22時3分更新
捕鯨をやめさせるため法廷で闘う シー・シェパード代表

 【シドニー共同】日本の調査捕鯨船団の監視船・第2昭南丸の船長が15日、船内に侵入した米環境保護団体「シー・シェパード」のメンバーの身柄を拘束したことについて、同団体のポール・ワトソン代表は共同通信の電話取材に対し、「調査捕鯨をやめさせるため、日本の法廷で闘う用意がある」と語った。

 代表はまた、拘束されたピート・ベスーン氏の出身国ニュージーランドやオーストラリアで拘束事件は大きな反響を呼び、日本製品のボイコットにつながるだろうとも述べた。

 昭南丸が11日、化学物質の「酪酸」が入った瓶を投げ付けられ、船員3人の顔などに液体がかかった事件については、「強風にあおられて船員の顔にかかった。狙ってぶつけたわけではない。証拠映像もある」と反論した。

 同代表は捕鯨抗議船の「スティーブ・アーウィン号」に乗船し、南極海で日本船団を追尾中だとしている。

(初版:2月15日22時3分)
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