MAKI

Updated:98/06/23

Our Darkness --- Online MAKI Board


6月24日(水)〜6月28日(日) -1998・定期公演- 浅川マキ・新宿PIT INN 五日間
開場 7:30PM 開演 8:00PM 前売(電話予約)\3,500 当日\4,000
ゲスト:渋谷 毅(Piano,Organ) 24(水)のみ休演 セシル・モンロー(Ds) 山内テツ(Bass,Gt)
◎新宿ピットイン、チケットぴあ、にて4/10よりチケット前売り

お知らせ

浅川マキオフィシャルホームページがインターネット上に誕生しました。国内の検索エンジンで「浅川マキ」で検索すると、情報量もない単なる一個人の私のこのページだけが見つかるという一種異常な状況は終わりを告げたと言えます。

これを期に、当ページの役割も終わりました。近日中に改装されますので、ブックマークを設定している方ははずしておいて下さるようお願いいたします。

2年間に渡り、当ページをご訪問下さり、メールを下さった方々にお礼を申し上げます。

浅川マキという歌手

出会い

私が浅川マキを聴き始めたのは86年の秋のことでした。そのきっかけは 山下洋輔さん のエッセイです。その中で浅川マキという歌手と、 三上寛 という歌手と一緒にツアーに出た話が出てきます。そこでどんな歌手なんだろ う、という興味から名前を覚えました。

それからしばらく後、横浜の関内にあるLittle JohnというJAZZ喫茶で浅川マ キの曲を初めて耳にしました。フリージャズ演奏をするバックにのせて太い声で 歌うすさまじい曲でした。これが浅川マキか!!とびっくりし、レコードを探し 始めました。

何枚かのレコードを聴く内、アルバムによって全く内容が違うことに気が付き ました。メンバーも違えば曲のスタイルも全然違います。けれどマキさんの歌自 体はバックにお構いなしに同じなのです。

どんどんマキさんに惹かれた私は、年末に池袋文芸座で行われたコンサートに 3日連続で行きました。初日の出だしから驚かされました。レコードではバリバ リのベースがうなるロックナンバー(?)「コントロール」をなんとドラムだけ をバックに歌ったのでした!
驚いたのはそれだけではありません。2日目、3日目と聴いていく内、同じ曲 の演奏が日によってずんぶん違うこと、毎日の選曲がかなり違うことにも驚かさ れました。

ここに来て、とにかくマキさんのレコードを全部聴いてみようという気になり 、さっそく集め始めたのですが、当時でも既に入手困難なものがありました。そ れでも当時私は大学4年生でしたから、ほとんど毎日あちこちの中古レコード屋 に通いました。全部のレコードが揃ったのは就職して最初の夏、集め始めてから 1年後のことでした。


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