東京(CNN) 南極海で15日、日本の調査捕鯨船団の第2昭南丸に米環境保護団体「シー・シェパード(SS)」のメンバー1人が侵入した。SSによると、第2昭南丸が先月衝突したSSの船アディ・ギル号の船長で、衝突への抗議が目的だったという。
SSのウェブサイトによれば、侵入したのはニュージーランド人のピート・ベスーン船長。水上オートバイで接近し、乗船を試みたが、一度目は失敗して海に落ちたという。「それでも気づかれず、乗り込むことに成功した」と、SS側は述べている。同船長の身柄はは船上で保護された。
水産庁によると、同船長は片手の親指に軽傷を負ったが、ほかに負傷者はなく、船も損傷を受けていない。
アディ・ギル号は第2昭南丸と衝突して大破した。SSは「第2昭南丸が故意に衝突した」と主張したが、日本側はこれを否定。ベスーン船長の目的は、衝突の責任をめぐり、第2昭南丸の船長を「常人逮捕」することだったとされる。
SSの反捕鯨活動では、2年前にも日本船にメンバー2人が侵入したことがある。