涙なしでは語れない物語
テーマ:econicaeconicaに何があったのか知ってください。 そして、何か感じていただけたら幸いです。
タイトルはKAME&L.N.Kの「僕らは強く生きている」 のリリックです。
内容は真剣です。あ、この歌も自分を奮い立たせてくれる素晴らしい歌なのは間違いないです!
勝手にcaroとeconica、そしてiwa-coのテーマソングにさせてもらっています。
econicaを正式に迎え入れたことで知ってもらいたいことがあります。
econicaが救出された現場です。
目をそらさず、ここで起きていたことを見て欲しいです。
活動日誌からです。
悲しすぎる最期(太宰府ブリーダー崩壊)
レスキュー決行
無地到着しました!!
幸せになる為に・・・頑張れ!!
消えさせない命
神様からの命名
こんな環境の悪いパピーミル(子犬生産工場)でも母犬は命を賭けて子犬を産みます。
ヒートがくれば、嫌でも種雄にくっつけられ、無理矢理交配させられ抵抗すれば力でねじ伏せられ・・・
こんな状態で生まれた子犬が欲しいですか?
こんな衛生状態も悪いところで生まれた子が病気を持っていないで健康だと100%思いますか?
ペットショップの生命保証制度って、パピーミルがあるからこその制度だと思いませんか?
キレイで愛情たっぷりの環境で生まれた子犬に、生命保証制度を掲げているブリーダーさんをiwa-coは知りません。
パピーミルをブリーダーと呼ぶのは抵抗があります。
愛情を持ってブリーディングをしているブリーダーさんに失礼です。
だけれど、パピーミルという言葉があまり知られていないので、同じブリーダーっていう言葉を使わないと伝わらないもどかしさ・・・
2008年9月に崩壊して、救出される2月までろくにご飯も、お水も与えられず、世話もしてもらえず、糞尿のつもり積もったケージの中で必死に生きて来たeconicaたち100分の29の命が救出されたのは奇跡です。
もう1日、1分1秒遅かったら29の命は28・・・27・・・26・・・まさに命のカウントダウンです。
econicaのように、これからのこの子達幸せな家族が見つかるのは簡単なことではありません。
econicaの体に、見えない病気が潜んでいる可能性は十分考えられます。
もしかしたら明日それを発症するかもしれない・・・。
目に見えるところでは、歯茎の衰退、左上犬歯~一列すでに抜けている歯、前歯は隙っ歯でぐらぐら・・・。まだ6歳くらいだというのに抜け落ちるのは時間の問題です。
実際econicaのトライアルを始める直前、同じようにブリーダー崩壊から救出された推定年齢6歳(当時)のヨーキーちゃん。
幸せの道を歩き始めてたった3年で突然旅立ってしまいました。
「過酷な生い立ちの子には、消せない障害がいっぱい残ってしまうんです・・・」
ママさんの言葉。忘れることはないでしょう。
そんな現実を見て、すべてを受け止める覚悟で我が家に迎え入れました。
そして、命のカウントダウンが始まっている現場はまだ数え切れないほどあるのが現実です。
愛護団体、ボランティア団体が現場に足を踏み入れて救出している毎日。
引き出される命が多くなればなるほど保護する場所、費用etc・・・負担は大きくなる一方です。
どうか、家族を迎え入れる決心をしたときは、何があっても一つの命を一生大切にしていく覚悟を持ってください。
新しい家族を探しに、地域の保健所や、愛護団体、ボランティアさん訪ねてみてください。
環境の良い、愛情を持っているブリーダーさんを訪ねてみてください。
そこに、ステキな出会いがあるかもしれません。
いい事ばかり言われても衝動買いなんてしないでください。
どの子にするか決めたら、その犬種の特徴、大人になったときの大きさ、必要な運動量、医療費など、調べてから自分の生活に当てはめてよく考えてください。
どうか、不幸に絶たれる命がなくなるよう、人間が知識を持ちましょう!
そして、ブリーダーには免許制や一人当たりの頭数制限など、動物愛護の法律が改正され施行されるよう声を上げていこうと思います。
救出されたとき、こんな目をしていたeconicaが、今では
こんなやんちゃな顔になりました。
これから、今まで頑張ってきた分、助からなかった仲間の分まで幸せになろうね。
ずっと一緒にね。
2009年7月30日
1 ■そうですよね!!
econicaちゃんのお顔、ずいぶん犬らしく(笑)なってるのがわかります。
ようやく安心して生活できる場所にきたのよね~。
うちのわんこは皆ブリーダーさんから迎えたものですけど、猫は保護した猫ちゃんたち。
両方とも猫エイズのキャリアで、ネオのほうは保護した時から歯はぐらぐら(今は奥歯しかありません)風邪は一生治りません。
こういった不幸な子たちが1匹でも少なくなりますように、いつも願っています。