岡山放送局

2010年2月14日 17時42分更新

津山市長選告示 2人が立候補


任期満了に伴う津山市の市長選挙が、14日、告示され、現職と新人の2人が立候補を届け出て、7日間の選挙戦に入りました。

津山市長選挙に立候補したのは、届け出順にいずれも無所属で、現職で2期目を目指す桑山博之氏と(68歳)、新人で元津山市環境福祉部次長の宮地昭範氏(61歳)の2人です。
2人の候補はそれぞれ津山市内で第一声をあげました。
このうち現職の桑山博之氏は「不景気の中で地域が悩んでいる姿を長年見て、何を正すべきか学んできた。市役所を改革せよと市民が望んでいる。反発もあるが、市民のために行うべきことは行うという態度を堅持したい」と訴えました。
また新人の宮地昭範氏は「市の職員として、40数年間お世話になった津山市に恩返ししたいと思い立候補した。市の財政状況が厳しい中、行政改革を断行するためにも、市長の報酬や退職金をカットし、みずから姿勢を示していきたい」と訴えました。
津山市は人口10万8000人あまり。
今回の市長選挙では、市役所の業務や人事のあり方、新しいごみ処理センターの建設の進め方、それに地域経済の立て直し策などが争点となる見通しです。
津山市長選挙の投票は、15日から市内の5か所で期日前投票が、21日には48か所で投票が行われ、即日開票されます。